今朝の各地の気温。窓を開けて寝ていた人は体調を崩されたのではないか。
新潟で夏の旨い物と言えば・・・
枝豆と茄子。これぞという枝豆は茶豆が有名であるが、茄子は勿論「十全茄子」だろう。
これを漬け物にして半生で食べると・・・それはそれはおいしい。
まず茄子独特の苦みが皮にない。肉厚の皮だが決してかみ切れない堅さではないところが絶妙な感じである。加えて中身はしっかり詰まっているのに漬け物の押しをすると簡単につぶれてくれる。しかもこの実はほのかな甘みが感じられる。
関東からお見えになった人が旅館でこれを食べて、その味に惚れて買ってかえるくらい茄子としては特別な一品で普通のおかず。新潟県では当たり前だが県外ではあまり聞かれないところがまたいい。実は市販されている十全茄子の漬け物は漬かり過ぎが多いので、是非自分でつくって食べてほしい。
作り方は・・・ヘタとお尻をちょっとだけ落とした(ガクはつけたまま)茄子を並べて半分くらいかかる水に適当な量の塩と唐辛子1個をいれ、1回煮立て塩を溶かす。あら熱を取ったら容器に入った茄子にいれ重し(15kg)で一晩つければ完成。途中でひっくり返すと皮がまんべんなく漬かる。私は半生がおいしいと思うが、娘は漬かっているいる方が好みだとのこと・・・。
そして以前から飲んでみたいと思っていた「DHC」のビールと合わせて「て・こあ」で15日に頂いた。30℃の気温の土間キッチンでのキンキンに冷えた旨いビールと十全茄子・・・と扇風機の風。天国だーと思う私は安上がりなお盆休暇であり、そのゆったりさがお盆らしい。
さて・・・
これから打ち合わせを行って夜には大阪に向かう。このくらいの気温が続くと助かるのだが、多分明日から大阪では真夏に戻るのだろう。