自動車のドアバイザーと家の通風

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25年ほど前でもステンレス製で軽トラにさえオプションでつけていたドアバイザー。現在はポリカ製が100%。

今まで新車を買うときに必ずオプションでつけたドアバイザーを最近つけない車が増えてきた。

ドアバイザーのメリットは、

雨の日や雨が降った後にガラスを少し下げても水が車内に入って来ないことにつきる。

ところが最近ガラスを下げることがなくなった。

1.たばこを吸わなくなった

2.料金所でガラスを下げる事がない(ETC)

3.オートエアコンの標準化

この三つが大きいだろう。

たばこを吸ったときには換気を直ぐに行うには窓を開けるのが一番手軽であったが、喫煙率が下がったので窓を開ける人が減った。またETCの普及により一度乗ったら目的地まで窓を開けることが殆どない。仮にあっても屋根下のドライブスルー程度。

そして最も大きい理由は・・・3のオートエアコンだと思う。

一度スイッチを入れておけばほっといてもOK。外気に関係なく室内が暑くなれば自動で冷房に、室内が寒くなれば自動で暖房に勝手に切り替わるので車内は何時も快適。窓をあければ会話も聞こえないし、車内カラオケ?もできないので、窓を開けている人は特殊な人?に限られるようになった。

元々欧州車はその環境のせいか「風」にもカングーにもドアバイザーはない。

車そのものが通風装置であるのに窓を開けなくなったのは、このオートエアコンが大きいと思う。車でさえ窓を開けない事が逆に快適と思うようになったのだから、家も同様に考えて問題ないと思うのだが、通風をしない家というと怪訝な顔をする環境人が多い。技術進化と共に常識もかわる認識が不足していると思う。

とはいえ・・・

「緑の家」は原則開けられる窓を計画している。この理由は最近のコメントに書いたとおりである(「緑の家」ではバイザーのような庇もあるのではないかとの突っ込みもあるが)。

ドアバイザーをつけないメリットはなんといっても風切り音がしない事。比べることが出来ないがドアバイザーのある車はある程度の速度域以上で風切り音が盛大に発生する。またデザイン上も悪くなる。もうこのオプションは必要無いだろう。

今日は「文化の日」(明治節)・・・。できる限り旗日には日章旗を掲げる。

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コメント

  1. Asama より:

    kyさん

    >悩んでいます。

    お節介ですが、悩んでいるなら・・・止めてよいとにもそう思っております。

    あるカーデザイナーさんから聞いたのですが、
    「あのドアバイザーはとても厄介者・・・デザイン的にも空力的にも邪魔なだけ」
    との事。私もそう思います。

  2. ky より:

    車のアドバイザ-を私も洗車の時面倒なので付けなかったが 雪が付着し両サイドの視界が悪く窓のガラスを上下に移動して雪を落としています。今度付けるかどうか年間通して何日もないので悩んでいます。