伊達の家 完成「前」 4 換気ダクトの入れ替え

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新たな換気用ダクトを懐にいれる。

ちょうど一ヶ月前に完成見学会を行った伊達の家では上のような工事が行われている。

簡単に申し上げると換気用ダクトの入れ替え。昨日その工事の監理に福島県伊達市に伺って来た。

先月の完成見学会前に2つの修正が既にわかっていたのだけれど、材料と施工工程からそのまま完成見学会を行った。ようやく準備が出来たのでダクト取り替えと壁のヒビを修正しはじめている。↓の写真は新たに断熱フレキシブルダクトを入れているところ。

「緑の家」のメンテナンス性は重要なので、この伊達の家も1階の懐は広く取っている。一部仏間と一番遠い和室には新たに点検口を設けることになったが、ほぼ現状のまま新規ダクトを挿入する事ができた。

上方に写っている梁はセイが390mmあるが、更にその下に懐があるメンテ重視の空間。電線と違いダクトは固定しないことがメンテナンスにおいてよいかも・・・。

このダクトの相違は現場で4ヶ月前に既にわかって指摘していたのだが、諸事情で完成まで引きずってしまうことになり建て主さんには時間的に迷惑をお掛けしたことは大変申し訳ない。一方先回ダクトの汚れをこのブログで案内して、早々にSAダクトが汚れる事はないと現在考えているが、万一将来ダクトの入れ替えが必要になった時にどのようにしておけばよいかはっきりわかる施工例となったので、この伊達の家でも将来の事を考えれば無駄な事ではなかった。

同様に壁のAEPヒビについては現在大凡原因がパテ施工時の下地処理らしいのだが、はっきりと原因がわかった時に案内する。

壁のヒビの出来たところ全てをVカットしてファーバーテープからやり直しする補修方法でプレ修繕中。

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