他メーカーと日立の再熱除湿能力の違い

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昨日の「2018年のお薦めエアコン」で日立の一拓と行っているが、

2016年には既にそのエビデンスであるデータは集取し、公開していた↓。

日立製と東芝製のエアコンでの再熱除湿特性
今年は東芝と日立のエアコン吹き出し口に温湿度計を取付けて吹き出される空気質を観察しております。すると・・・

↑ 私の頭は性能が悪く小さな容量しか記録できないようで、面白いと思ったのはすぐに記録・解析してブログにアップする。そして大事なポイントだけ頭の中に残してあとは消去。だから、

立の再熱除湿は他社のものより快適=だから日立のエアコンのみ

の他は忘れる。

後に過去をブログをみるとしっかり裏付けがされている・・・

そんなくり返しで効率が悪い・・・。でも重要ポイントだけは心に必ず残す。

重要ポイントの中で・・・

エアコンは住宅設備の一つで、必ず建物本体よりその寿命は短く概ね1/5以下。

若いころにある意匠系設計事務所に在籍していたときは、エアコンは必ず隠蔽し、あの不細工なデザインを隠すようにしていたが、蓋や壁に入れるとショートサーキット等で効率が落ちて冷えないこともしばしば。しかしそれを改めることなく設計していた。また有るときは設備が壊れたときに取り替えが困難なくらい複雑な場所に設置しており、実際故障したときは天井を壊して対応した苦い記憶がある。それ以後住宅においては設備の隠蔽をほぼ止めて、できる限り許せる範囲での露出を心がけている。それが今の「緑の家」の床下エアコン暖房の設置方法(床上露出設置)だったり、吹き抜け上にある冷房用のエアコンだったりする。おかげで故障時の機器取り替えもスムーズ。万一サイズが前機種と違っていても設置可能であり、住まい手への負担は少ない。止むえず建物の中央に設置するときには多少デザイン性が落ちても配管は取り替えがしやすいように計画する。家と長く付き合うにはその方法が後々喜ばれる事になる事を知っているから・・・。

時にはそんな「緑の家」の露出したエアコンの写真をコピペして、

「ダメな設置例」

というご丁寧な見出しでHPに使っている会社もあった。

無断で写真のコピペ さらに・・・
ある住宅メーカーさんのサイトに弊社の写真がそのままコピペされ、ご丁寧に自己解説までつけてありました。

しかしこのエアコン設置でムラなく隅々まで温度ムラが無いことをある大学機関のサーモグラフィーで検証している。またこの家は高齢者さんの住いでメンテナンス性(年一回以上のフィルター清掃)は重要、その時に無理な姿勢、複雑な取り外しは不可であった。このようなメンテナンスと効率、意匠のバランスをとって計画する事が一番難しいのである。

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