危機管理として・・・やはり何度考えてもガソリン備蓄。

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昨日ソフトバンクの携帯通信が数時間不通になった。たかだか数時間、しかも大手三社の中の一社なのに大混乱したらしい。

うーーん。もし関東地域で大地震があったら・・・

新潟県も影響は甚大である。

通信は一斉にダウンするので、ネットはほぼつながらず、日常生活は50年前に戻ることになろう。それは仕方無いが問題はその期間である。

私達の業務は電気さえあれば取り合えずCADと周辺ソフトは使える。よって仕事は半分くらい出来るが、情報交換が出来ないので現場や打ち合わせは全てストップになる可能性が高い。

しかしそれよりも・・・

カード決済やお金の移動は一切出来ないし、食料も一部手に入りにくくなるだろう。そして最大の問題は・・・ガソリンがストップすること。

東日本のガソリンの精製は太平洋側の特に関東の沿岸で行われている。関東地方の大地震では操業中止、仮に精製可能であってもその運搬が断たれ地方都市にガソリンが充分に運ばれる事がないと想像出来る。

ガソリンは電車網が殆どない田舎では水と同様に必須である。にも関わらず水は地域で造っているがガソリンは無理・・・。

上図は精油所であるが、日本海側に精製工場がほぼないのはあまりにも偏っている。

備蓄タンクは新潟市にもあるが、災害時には一般向けより公共向けが優先され、備蓄タンクを持たない群馬県や埼玉県、福島県に運ばれると思う。関東地方にある備蓄タンクから日本海側に向かって運ばれる事はまず無理で、新潟の備蓄タンクは行き先が制限される(公開されないと思うが)ことは今までの災害を見ればわかる(3.11計画停電の事例)。

そこで・・・新潟県の住人としての危機管理は・・・

ガソリンの備蓄である。せめて20Lの簡易タンク1個くらいは常備しておきたい。皆が備蓄すればガソリンスタンドがパニックになることは少し和らぐはず。常に車の燃料タンクを半分以上にしておくことはあたりまえとしたい。

それで自宅待機をして今後の推移を冷静に見守り、出来る事を行う・・・。

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