悲しいこと

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打ち合わせテーブル前の主力暖房機である2.8KWエアコン。

この寒波を前に、

事務所全体の暖房をの主力の2.8kwエアコンが故障・・・。これは事務所が寒いという悲しい事態になってしまう。

数年前から多分、室外機基盤の劣化で雨が降って室外機が濡れるとショートするようでコンプレッサーが起動しない。しかし晴れて室外機が乾くと何事も無かったように正常な運転する。今回もそうだと思って数日様子をみたがコンプレッサーがうんともすんとも言わない。

そこでパナソニック(旧三洋電機)に修理依頼したが、2006年に生産終了してから9年経過しているので部品はもう無いとの事。

三洋電機2005年製のエアコン。当時としてシンプルなデザインと高いCOPで選んだ。この頃のエアコンは壊れにくくシンプルな機能でも高いCOPだった。良い時代のエアコンがまた破棄される。

基板以外他の部分はまだまだ使えるし、このエアコンはAEP表示前のCOP表示の頃だったので、現在の寒冷地エアコン並に温風の温度が高い(裏を返せば最大風量が少ないといこと)。これはこれで無断熱に近い事務所では大事なこと。温度が高い吹き出し風は、壁天井の表面温度が低いこのような建物にはふさわしい。

仕方無いので残りの2台をフル運転に近い状態で運転させる。私は大きい器機を1台より小さい器機を複数台分散する空調設計であり、それは事務所でも同じ。のこり2台は6帖用エアコンであり、定格暖房能力は2.2KWだから、インバーターで頑張っても氷点下になると多分2.2~2.5kw程度の能力。一方事務所の広さは・・・65.6m2(40帖ワンルーム)。このスペックから計算すると暖房できる状況でない中、何とか22度維持。なぜこれで暖房が可能なのかを少し考える・・・。
通常エアコンの能力を算定するJISの規定書における無断熱の旧Q値は概ね10~13w/m2kとされるので、そこから考えると40帖では14kw~16kwのエアコンが必要になる。但しこれは冷えた室内をある一定時間内に20度まで上げる事も考慮されているだろうから、この2/3の能力があれば維持だけならできるはず。つまり暖房は9kwから10kwが必要となる。一方無断熱の事務所とはいえ壁はALCだったり廊下階段がバッファーになっているため断熱性能が全くないわけではない。またS造のワンルームなので気密性はそこそこあるから更に2/3の能力で22度を維持出来ると想定すると、6~7kwあれば22度の温度差を維持出来ることになる。

氷点下でも2.5kw程度出力できるエアコンが2台だから合計5kwとなり、足りない分は人とパソコン、冷蔵庫、照明等の家電で1kwを補えるとすると6kw・・・これなら確かに22度を維持出来る。実際外気温が-1度の今も22~23度を維持しているし、かつ取りあえず寒くない。これも玄関以外開閉する事がない全空間暖房だからだと感じる。部分暖房だと戸を開ける度に冷気が足元を通り抜けるから・・・。ただ一刻も早くエアコンを設置しないと・・・余力が全く無いので何かあった時に破たんする。

でもそんな些細なことよりも今は千葉で虐待を受けてなくなった事件が悲しい・・・。

このブログで書くことにふさわしいと思っていないが、何かしないと心がつぶれそうだから書かせてもらいたい。興味のない方、不愉快になる方はここからスルーしてほしい。

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一昨年前に一時保護までされていたのに、

廻りに関与する大人がたくさんいたのに、

虐待から守る最低限の法整備もあったのに、

親になれなかった人が集まった機関の意志で、伸ばす手をはねつけた・・・。

世の中には心を病んだ大人(親になれない親)がいるので、

そのために法律を定めて子供を守ろうとしているのに、

その法律で定めた機関が心を病んだ大人で構成されているとは・・・。

本来「親」とは子供を守る為なら自身の命をもかける。

親となった大人で構成される機関であってほしかった。

人は次の世代を子供に託すと遺伝子で設計されている。

それがよくわかっているので日本では子供は宝と呼び社会全体で育むことに決めたはず。

今の日本は法律を改正してもっと親権に踏み込んでも良い環境になってしまった・・・と感じる。

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