蓮潟の家 着手そしてフラットべた基礎

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今年は雪が殆ど降らなかったので豪雪地では工事着工が前倒しになっている。蓮潟の家も2週間ほど早く着手することになった。

良き日に地鎮祭が行われ・・・

直ぐに地盤改良し根切りを行う。蓮潟という地名でも三条、新潟の一般地より地盤はよく、3.5mでレキ層となりそれ以上堅くて進めない。また揚水を行わない冬期だったにも拘わらず地盤面水位も3.5mまでにはなくおおむね乾いている地盤。そういえば近隣には古くから農業されている地主さんの家が多数あるので、そのような近地は地盤がよい。それでも地盤改良は必須となるのはやはり耐雪2.5mのため地盤面にかかる接地圧(40KN/m2)が大きいから。

「緑の家」の標準基礎はべた基礎で全てフラットなスラブなので作業性はとても良い。作業性が良いということは施工ミスも少ない。

設計積雪量2.5mという超耐雪住宅でさらに耐震等級3という強固な構造で長期優良住宅を取得。そのためスラブの配筋は100ピッチ以内という細かさ。しかしフラットなので配筋作業はサクサク進む。

ミス、指摘はなくこの後はスリーブ配筋のチェックで完了。とてもスムーズに進む蓮潟の家である。

大コーナーサッシがありながら耐雪2.5mで耐震等級3を確保するため、窓を集中して設けた壁優先プラン。

当初からのご希望のウッドデッキは現時点で15年の実績のあるアイアンウッド製である。

耐雪住宅らしくフラットな屋根。前面の雪庇防止(恐怖感軽減)は1階と同じ床高にウッドデッキがあるので本建物では無い。冬期は大屋根雪庇下に人が入らないことで危険防止し、下屋は必要に応じて地上からもしくは2階窓から出て雪庇切りをして頂く予定。このあたりは玄関上の屋根がバルコニーの方が雪庇切り※は必要無いので良いところ。
※雪庇切りとは屋根から外にはみ出た雪を落とすことで意図しない落雪事故防止する作業。

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