「て・こあ」でのある一日 弐百五拾八  初物

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今日通勤中に出会った風景・・・。放射冷却によって畑付近で露点温度になり結露した空気がたまり靄がかかる。
この時期の早朝は田舎町でも素敵な土地と思える。

コゴミが最盛期を迎えると、「て・こあ」の裏山のタケノコが幕開けとなる。この時期から3週間ほどかけてニョキニョキと生える。

まだでていないのかも・・・と思いつつ裏山に立ちはいる。すると・・・

えっ・・・タケノコはどこにあるの?と言うくらいわからない。

しっかりとタケノコがあるのだがどこにあるかわかるかな~。

目をこらし集中しないとわからないほど土にまぎれたタケノコが見つかった。

矢印の先端にちょこっと見えている。

一本みつかると目がなれてきてこの時期にしては珍しく次々に見つかる。

一時間ほどでこのくらい見つかる。

見てわかるとおり、全身に土がついていることは・・・ほとんど土の中にあったことを示す。

初物・・・

市場に新潟県産のタケノコがまだ出ていないなかで、この初物たまらないのである。

拙宅ではたくさん食べるたいので、完全にえぐみをとるために重曹をつかう・・・するとこんな色になるのだが、もし気になる場合は酢でいろを戻すこともできるそうだ。

で・・・

もう一つの初物・・・

シマヘビ。

スタッフMが見つけたシマヘビ。ちょっと気温が低かったのでほとんど動くことがなかった。

アオダイショウは既に今期お目にかかっているのであるが、シマヘビは「て・こあ」ではたいへん珍しい。昔はどこにでもいたシマヘビであるが、垂直移動ができないので行動範囲が狭くそのため近年では減少して見ることがほとんどなくなっている。

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