デザインか?耐久・快適性能か? その2 庇

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「緑の家」って外観デザインが普通だね?何故?

・・・と連れ合いに言われた・・・。

結構ショックではあるが普通=無難が「緑の家」のポリシーである。

また・・・

「「緑の家」にある庇って眉毛みたい」

と言い放つ連れ合い。彼女にとっては今は眉毛は全部剃って必要な時に書き足せばよいとの事らしい。

でも眉毛って大事だよね。

これは汗をかいたとき、雨にうたれたときにその大事さがわかる。庇も同じで雨の多い日本ではとても重要なパーツである。その理由はここここ。←是非読んでほしい。

それと・・・

もう一つの役目・・・夏の必須装置の日射遮蔽である簾やターポスクリーンを雨から保護するのである。日射遮蔽がないと超高断熱高気密住宅は夏は相当暑いと同時に電気代が高くなる。

布製(ターポ)の時にも庇は布を保護する。

「緑の家」の庇は超高断熱住宅で且つシンプルな空調設備の上で必要な装備。この庇につるす簾やターポスクリーンが「緑の家」の無難な家造りのポイントだから外観から外す事ができない。電動ブラインドはもちろん良いが、なんと言ってもコストが馬鹿高になるので、まずは最初はこれをお勧めする。

と言うわけで

過去にはちょっと変わった庇もあり、外観の雰囲気に合わせてその形状を決めている。

外壁から生えたような庇。ガルバニュームの時にはオーソドックスでない時も多い。

また・・・

樹脂サッシが劣化する築後20年にその劣化した窓単独で外壁を壊す事無く取り替えできる為にも庇は必要である。これは「緑の家」独自のアイデンティティである。

窓単独取り替えができるように工夫した窓位置と納まり。庇は重要な役目を担う。

こちらも取り替え型の窓。木の外壁より少し煩雑だが基本的にブロック調の外壁は壊さないで取り替え可能。

庇も1箇所あたり数万かかる。10箇所あれば数十万・・・これだけあればキッチンのグレードアップも出来る。しかし「緑の家」では建築後直しにくい場所にコストを割り振る。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする