「 2020年01月 」一覧


新潟市 白山浦の家の大柱

杉の赤身210角の大柱。闇雲に無垢材を使うのでは無く、手に触れるところこそ価値ある無垢材を・・・である。

白山浦の家では久し振りに杉の大柱を使う。
50代になるとこの素朴な杉が大好きになる。私はヒノキより杉派であり、杉の香り、手触り、艶、そして年月が経ったときの色がなんとも言えない。
そう、今私は杉LOVEモード。 続きを読む




超高断熱 笹越橋の家 春の完成見学会

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2020.03.10 写真更新

笹越橋の家 完成見学会
日時: 3月14日(土)、15日(日)
場所: 新潟市中央区南笹口(笹口小学校近く) 場所はご予約時にお伝えします。
駐車場:直ぐ近くに大きなコインパーキングあり
前面道路が狭いのでコインパーキングをご利用ください。
予約方法:メール→arbre-d2@nifty.com(日本語部分を消して送付)又はお電話で

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2020年査読論文から 外貼りEPS湿式仕上の防水

一番下を除く画像は全てこの論文からの引用・抜粋である。

今回届いた査読論文最後の紹介は

「湿式外張り断熱外装システムの防水性向上に関する研究」

である。

論文のタイトルはその研究者の想いを表すが、「防水性の向上」とつけている。 続きを読む


リフォーム・リノベーションの耐震診断として新たなツール

2年前に紹介した国総研(国交省)でとりまとめた「共同研究成果報告書 木造住宅の耐久性向上に関わる建物外皮の構造・仕様とその評価に関する研究」は1800ページを超えるとても濃い内容で、これさえ読み上げれば、高耐久が期待できる家造りをマスターする事が可能である。そんな国総研から再び濃い内容の資料・ツールが2019年11月に発表された。それが上の「木造住宅の耐震評価ツールを用いた耐震診断マニュアル(案)」である。

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2020年査読論文から 全館空調VAV

再び査読論文をご紹介する。最初は全館空調をVAVで行うシステムの有効性。VAVとはビルでは当たり前の空調方法で、空間に送り出す風量を変えることで負荷に応じた適正な空調制御を行う方法。住宅ではようやく全館空調が普及し始めたが、ビルでは当たり前のように使われる空調。一方固定風量はCAVと呼び、吹き出し温度(冷媒温度)の制御に頼るので個別制御はできない。 続きを読む






教えてください。交通標識がわからない。

グーグルストリートビューから 左折レーン横断歩道前の白線の位置が右折レーンとほぼ同じ位置にあるところがポイントで混乱する・・・。

上の画像は昭和大橋から市役所に向かってきた新潟市市役所前左折車線である。このレーンって常時左折可能(赤信号でも左折できる)かどうか?がわからなくなっている。

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LINEのID削除

スマホのLINEを使っている人は多いと思うが、先月間違ってスマホから大量のライン友達申請をしてしまい多くの方にご迷惑をかけた。

そこで一度ラインのIDを削除したのでブログでお知らせする。

ご迷惑をかけた皆様には心よりお詫び申し上げます。




パナソニック製エアコンのスローリークと樹脂割れ

パナソニックのエアコン内部で自然に割れた樹脂パーツ。これはスローリークが原因であった。この割れはドレンパンでも起こっていたようで水漏れが酷かった。

 

昨日、「パナソニックの家電部門が中国に本社を移転」との記事がウェブニュースに載っていた。

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木造住宅の大敵・カビとシロアリ

住宅技術評論家の南雄三氏監修の特集「逃げ腰ではすまされない断熱・省エネ改修」

先日ご紹介した建築技術2020年1月号では「逃げ腰ではすまされない断熱・省エネ改修」という特集がある。2020年義務化される予定だった新築住宅の省エネ基準が見送られた。その一方中古住宅の断熱補修・改修は今後増えて行くと言われており、その時の疑問に答えたのが本書である。

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LEDのオートハイビームの評判が悪い。

WEBで「くるまのニュース」の国沢氏の記事から。

オートハイビームって知っている?

自動車でハイビームとロービームを自動で切り替えてくれる機能である。近年ヘッドライトがLEDになったことで、複数の光源を個別制御し明るくしたいところだけ点灯させることが出来るようななった。そのため通常はハイビームで照らすが、対向車や先行車がセンサーで確認された場合、自動でその部分だけの光源を消しロービームに近い状態を作り出す。

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住宅の安易なリフォームやリノベーションに対し
・・・まとめ

「て・こあ」築102年時の外観。
外観の改装時にペガラスのサッシをあえてシングルガラスにダウンし、建設当時に近づけた。ソーラーパネルのみ増えた。

今までリフォーム・リノベーションは強くはお勧めしないとの理由が

1.耐震性が担保出来ない、

2.それをしっかり説明しない

であった。

しかし当ブログは築100年を超えた古い民家である「て・こあ」の記事が219もあり、カテゴリートップの超高断熱で345、家の論評330、家の設計が266に次いで4番目に多い。超高断熱と家の設計のカテゴリーは様々なところで重複しているので、それを除くと2番目に多い記事数となる。「て・こあ」は間違いなくリノベーションであるがこの記事数でわかるとおりMY関心はとても高いのである。

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一人より二人

やむなくWin10にする・・・。7がよかったなと思うことは変化を好まなくなった老化なのか。

当事務所のPCは10台以上あるが、そのうち5台がまだWIN7である。ご存じのとおりWIN7は今月の14日でサポートが終了する。つまり実質ウイルスには抵抗ができないことになる。オフラインで使う分にはそれでよいが、オフラインで使っているパソコンはパソコンとは言えないのでこの正月にWIN10へアップグレードする。

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住宅の安易なリフォームやリノベーションに対し
・・・その4 床剛性

このブログを読んでいらっしゃる方は、「緑の家」ではリフォーム・リノベーションがないと思われるだろう。

そう・・・そのとおりで、私は積極的にリフォーム・リノベーションを薦めていない。理由は簡単で、耐震性の確保がとても難しいから。断熱気密は大概問題ないが耐震性がNGなのだ。 続きを読む