いつもの・・・寺泊のバナナWINDS

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私の住む寺泊には30年も人気を維持しているカフェレストランがある。野積橋の近くにあるカフェWINDとバナナWINDSである。休日はほぼ満員で待つこともしばしば。私が寺泊に移り住んだ頃とほぼ同じ頃から営業している親しみのあるレストラン。危険な野積橋を自転車で超えよく小学生だった娘と食べにきた。

お店の至る所に黒板に白墨でのお知らせ・・・。窓外にはつぼみ色がすこしわかる桜の梢。

バナナWINDSが海岸レストラン、カフェWINDは山小屋風レストランとなる。土地柄やはりバナナWINSの利用割合が高い。

休日はほぼ満員のバナナWINSでも冬期の平日の夕方はガラガラ・・・と言うより貸し切り状態の私たちだけ。当然、日本海の夕日を独り占め・・・。

バナナWINDSのメニューは複雑な感じを受けるセット品が割安。一番人気でオプションメニューの生牡蠣を前菜として選んだ。

ワインとの相性もよい生牡蠣。海水味とレモンだけでだべると酸味のあとに甘いエキスの海の香りが舌の上に広がる。

海水に近い塩味とレモンだけで食べる牡蠣は一番シンプルであるからこそ牡蠣本来の味が楽しめる。合わせるドリンクは・・・スパークリングワインをボトルでオーダー。

メインは牡蠣のクリームパスタウニ添えとご存じ名物の蟹スパ(パスタと呼べない年代)。大人料理の蟹スパに日章旗が掲げられているのがお気に入り。ただ食後には汚れてしまうのが少し残念であるが、料理に国旗を飾る事は他の国ではないのだろうか。

濃厚な紅ズワイガニのソースを自家製パンですくって食べる。

お店に入ったときには少し夕暮れっぽい感じであはあったが、主食を食べ終わる頃には日入り。うーん 自宅から見える夕日と違い、電線など遮るものがない海はべつもの。

昨年も同時期に紹介したが、当然このお店には誕生日のお祝いディナーなので、ケーキには文字入りのお皿。

運ばれたときにケーキ上に花火があったが既に燃え尽きた。

デザートを食べ終わる頃には日は沈むが、ここからがまた美しい。

休日の混雑から考えられないくらいゆったりと楽しめる。カフェWINDSは30年だがバナナWINDSは23年とのこと。寺泊にあることを感謝。タクシーなら2500円前後の距離。

貸し切り状態が日没後まで続く贅沢な一時。平日の夕暮れ前がこのお店の狙い目。

30年近くの歴史があるこの海レストラン・・・この時間による価値はどんなに綺麗で新しいお店でも感じることができない瞬間(とき)となる。

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