昨日連休前に白山浦の家の工事監理に行ってきた。
「緑の家」の特徴として超高断熱だけではなく、高性能サッシにいつでも外壁を壊すことなく取替えられる仕組みを11年前から取り入れている。地味であるが、超高断熱に15年ほど住むとなるほどと実感するはず。
私の目指す所は小手先の目に見えるデザインではなく、家のメンテナンスを如何に容易に可能に出来るかのデザインである。確かに窓交換の仕組みに50万を投資するより、キッチンを造り付けにしておしゃれにしたり、内装に高い左官壁(漆喰)を使うことの方が派手で最初はとても喜ばれる。しかし・・・
家は最低30年は住むし、もしかしたら50~60年は住むかもしれない。30年後にメンテナンスしやすいことがデザインの決め手である。そのくらいのスパンを考えて家のデザイン(仕様)を決めるのが「緑の家」の特徴で、そのため無難な家となる。今回の断熱グレードはBであるが、そこにAグレードの窓取替え枠をトッピングされた。
11年も前から「超高断熱の家の弱点は窓の長期気密性」と叫んでその対策としてこの取り換え枠がある。またこのデザインにしてからどんな建設会社さんで施工しても一度も窓廻りを含む外壁からの雨漏れが発生していないことも特筆に値する。
話は変わるが「緑の家」でよくあるのが・・・