少し怒りを覚えた・・・
「緑の家」が省エネ基準で不適合となる。

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清五郎の家で国交省のシートでシミュレーションしてみたら適合外であった。

はい、

超高断熱UA値0.25w/m2kの「緑の家」は省エネ基準に不適合!

となった。

最新の設計事例である「清五郎の家」をこの試行版にいれ評価すると、

一次エネルギー基準で不適合になる。

そうか、4月から建て主さんに

「「緑の家」の断熱基準では省エネ基準不適合になりますがよかったでしょうか」

という説明義務が生じるわけである。

・・・

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所員も含め今日は事務所内が騒然となっている。

4時間ほど前にアップした先ほどのブログでは一次エネルギー消費のポイントが97であったが、

清五郎の家では照明器具を建て主さんが支給するか、入居後取付けるので下のシートは9から17になる。

LEDなら9ポイントが電球が支給なので設置無しとなり17ポイントの加算

これで8ポイント増えて97ポイントがめでたく105ポイントとなり基準値オーバーで適合外となった。

これを改善するには外皮断熱性能を下げ、アルミサッシにシングルガラスで日射取得をあげて34ポイントを28ポイントにする必要がある。

つまり断熱性能を下げて、結露するシングルガラスをいれて省エネ基準に合致すると思われる。

これで怒りを覚えない人がいるのだろうか。ふざけた基準である。

外皮性能と暖房設備の項目でUA値0.6くらいに落としてシングルガラスのサッシ入れると28となるかも。

名誉のために申し上げるが、

この清五郎の家をWeb上の標準一次エネルギー算定で行うと0.62となり達成率160%で基準適合となる。試行版と言えもう3月25日だからほぼこれでスタートするのだろう。この違いを国交省は説明してほしい。

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