追い込み・・・

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屋根には積雪1.7mにふさわしいアングルとそれを留める細かいピッチの金物が設置されていることがわかる。

UA値0.27w/m2K、耐雪1.7mで耐震等級3取得の井岡の家。完成まであと一週間だが、間に合うのか・・・。

杉のこの木目とトーメイのグローブ、トーメイの電球の雰囲気が抜群

愛おしく感じる杉の無垢の枠と廃番になった玄関灯・・・。これが最後の一品である。16年以上も長い間ありがとう・・・。

15年ほど前に「緑の家」では時折おこなっていた階段のトーメイ手すり。ここは建て主さんの要望で「折角コーナーサッシで明るい吹き抜けとつながる階段なので、壁で囲うのはもったいない。でも子供達の安全性も大事」とのことで手すりの間にポリカを挟み込んだ仕様に・・・。設置してみると確かにその価値はある。

サッシの木枠の杉の意匠。この天然木目に勝るデザインは多分・・・ない。

家族の間からみても軽い感じがしてより階段がそこにある事がわかる。

いところが打ち放しで白アリ予防の点では強力な仕様。ピンクがスラブからの熱貫流を抑える外断熱部分。

こちらも要望で建物断熱はBグレードであるが、Asグレードの基礎外断熱による熱橋防止を採用している。コストは数十万かかるがこの採用は昨今の電気代高騰の点からも良い選択である。

目立たないがこの壁色は良い。

「緑の家」定番の壁天井の色を採用しているが、トイレのみ少し色味を変えている。この色がなんとも言えない日本のクスミ色でまたよい・・・。

一方「緑の家」オリジナルの個室CFであるが、全部同じ機種にすれば感じが良いのだが、アトリエだけ常時CFが必要な空間になるのでここだけは静音タイプのCFとなる。

左がアトリエ用のCF。音はたのCFより断然うるさくなく、常用が可能。

「緑の家」では空調設備は単純にして、壊れても取り替えが簡単な事を基本としている。確かに機器が目立つ側面もあるが、10年で再び壁を造ったり壊したりする事無く設備類の取り替えが低コストで可能なことは、その時になるとその良さがよくわかる。

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