ALCの外壁

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先週の24日、美幸町の家の外壁チェックと気密施工の確認に伺ってきた。

寒冷地以外で木の外壁がいまいちな方に最もお薦めなALCの外壁。材料の素性とシーリングの相性がよく安定性があるので、良い塗装を使えば30年はノーメンテナンスが可能。木の外壁やSGLの外壁も30年くらいはほぼノーメンテナンスであるが、それらと違ってほとんど意匠性が変わらない(木は若干の汚れと退色はある)。価格は高価だがそれにみあう価値はある外壁材である。北欧でうまれ既に80年(日本では60年)ほど実績がある外壁だ。塗装を30年目に行えば50年の耐久性があると言われるし、実際当事務所の入っている建物もALCの外壁であるが、既に50年ほど経過し未だもって問題なく使える(35~38年目で再塗装)。

ALCは一般の窯業系サイディングの板厚15mmの約2.5倍の37mmあるので一次防水の要のシーリングがしっかり機能するのである。

内部の気密施工はいつもの防湿フィルム。多少の構造の揺れ(動き)に追随する耐久性が高い素材で、こちらも設計耐用年数寿命としては50年ほど見込んでいる。

見慣れた光景の気密シートであるが、だからこそ基本が大事だと思う。

さてもうすぐ中間の気密測定であるが、先回C値0.1cm2/m2を出している大工さんなので、今回も問題なく良い数値となるだろう。

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