「 2023年11月 」一覧


今年のインフルエンザと湿度

国立感染症研究所のHPのトップにあるグラフ「年別インフルエンザの定点あたりの報告数」。2023年は赤線であり他の年と全く違う傾向。

2023年は他のどの年とも違い8月中旬からインフルエンザの流行が始っていることがわかる。

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無塗装の木の魅力 超仕上げ その3

さて、「自然・無垢材の中で」超仕上げのすくない理由だが・・・

A.室内のインテリアで針葉樹がすくない。

B.木を無塗装でつかっていない。

C.超仕上げは手直しができない。

と考えられ、Aは「その2」で長々と説明した。その3ではBの続きとCの説明をする。

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年末の完成見学会

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予定通り開催いたします。(12月23日8時)

耐震等級3及び劣化防止等級3でUA値0.25w/m2k(等級7)と極めて高い基本性能


日時: 令和5年12月23日(土)24日(日) 
場所: 新潟市北区松浜本町  場所はご予約時にお伝えします。
駐車場:見学会会場敷地内のみ

※大雪により開催に危険を伴う場合は中止となる場合がございます。
 安全のためご理解いただきますようお願いいたします。

予約方法:メール→mimoza@arbre-d.sakura.ne.jp(日本語部分を消して送付)又はお電話で
※メールの場合は一両日中(休業日の場合は翌営業日)にご案内のご連絡をさせていただきます。
(日曜日・月曜日休業)
※当日のご連絡はお電話でお願いいたします。

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擁壁配筋検査 松浜ヒルサイドの家

柔らかいトーンのウールホワイトでまとめた外観はSGL(新ガルバユーム)から想像も出来ないくらい優しく、丁度住うご家族と混じり合う色。

本日は松浜ヒルサイドの家の擁壁の配筋検査で現地に赴いた。淡い色の組み合わせがやさしい感じの松浜ヒルサイドの家である。

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トイレ便器種類と注意

2023.11.10内容に間違いがあったため修正しました。
2023.11.13 写真追加

最近「緑の家」でご要望が多い洗浄便座分離式でタンク有りでしかもタンク分離式の従来からある便器。

「緑の家」でオーナーさんが選ぶトイレの最近の傾向はこのタイプ。古く(40年以上前)からあるタンク有りのタンクと洗浄便座分離型である。理由は・・・

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価格上昇のため・・・見直し。

ヤマボウシの可愛形の実であるが・・・何かアニメでよく見る実に見えたりもする。

食することもできるヤマボウシの実である。「緑の家」でもたくさんのヤマボウシを外構に計画したが、このヤマボウシは初めて知った常緑種のヤマボウシ。

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松浜ヒルサイド

阿賀野川の土手から見える緑青風の屋根。松浜ヒルサイドの家である。

家のネーミングはその土地に伺った時に浮かぶこともある。今回の名称は丁度この土手からみたそのままである。

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季節の境における風呂CF(循環ファン)

風呂CFは脱衣所CFとの2セットで風呂CFとしてシステム化されている。

先週は珍しく風呂CFの問い合わせが複数あった。確かにこの時期は全館空調の家でも空気質が乾いていないので一年の中で、梅雨時と同じくお風呂場の乾きが悪いはず。排気用換気扇だけで乾燥させている家と違い、当然風呂CFのある家はこの時期でもいつもどおり直ぐに乾く。

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ALCの外壁 その2

ピンク色のところがシーリング箇所。住宅ではこの太さの目地はあまり無いが、住宅以外では一般的なシーリングの状態。

先回のALCのチェックから数日後の昨日に再び現場でALC最終チェック。先日指摘したこと、及び塗装前のチェックを入念に行うため、施工会社さんから強く依頼されて伺った。先回申し上げたとおり、ALCは塗装がとても大事。だからその塗装下のシーリングの打ち方でメンテナンス時期が左右されるくらいシーリングは重要となる。

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金沢市 戸板の家の気密、内部耐力壁検査 その2

Ua値0.17w/m2kと超高断熱の金沢戸板の家。板は杉の羽目板で、しかも当初小節程度と思っていたが全て無節である。過去にも金沢市で設計した「鳴和台の家」も同様だった。金沢市は小節は嫌われているかのように無節になってしまう。無節のほうが当然価格は高いのであるが、両価格提示され検討し無節を建て主さんは選ぶ。

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金沢市 戸板の家の気密、内部耐力壁検査 その1

昨日の工事監理は金沢市。朝7時前に事務所をでて戻ってきたのが18時ごろと延べ11時間の工事監理である。流石に今日はこれだけで業務終了であった。内部の耐力壁検査と気密施工チェックだが、2人で3時間かかってしまった。一人なら6時間以上となる。建物が大きいこともあるし、見る内容が多いのがその原因である。

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建築士が考える耐震性

積雪地で設計する建築士のほとんどが知っているこの事は、一般の建て主さんには知られていない。(3000N/m2で積雪1mの荷重)。

「緑の家」の耐震性能は原則地域で決められた設計積雪量を満たしての耐震等級3となる。このため設計積雪量が2mを超える地域では屋根が少し小さめだったりして、工夫をしながら耐震性を確保している。2mの地域であっても当然積雪1mで耐震等級3を取得も出来るが、明らかに2mより耐震性は劣る・・・と言うより屋根に雪が0.35m以上あるときは一般の家より弱い耐震性となる。0.35mとは法では積雪量の0.35倍だけの荷重で耐震性の検討をしてもよい建て付けであるから。積雪2mなら0.7mで、積雪2.5mでようやく1mに近い0.875mの雪の重さの時の耐震性を確保している。このことは改めて機会を設け説明したい。

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