家のネーミングはその土地に伺った時に浮かぶこともある。今回の名称は丁度この土手からみたそのままである。
外壁もほぼ終わり本日足場外し前のチェックに伺った。ご覧のとおりいつものホワイトのSGL(ガルバニューム)。
ホワイトと言っても「真っ白」ではなく、木綿のようなウールホワイトという優しい白色。白いサッシと庇、外観の白はほとんど同じ白色になる。その淡い色と似合うような杉の縁甲板で玄関を廻りを覆う。この後この杉の上にホワイトのオイルをすり込み淡い感じを増す予定。玄関扉は建て主さんのご要望のブルー系のアルミ玄関戸。
まだ足場があり全体がわかりにくいが、それでもそのホワイトと木の香りが感じられる。
内部はいつもとはちょっとだけ違う雰囲気。勾配天井を活かして自由な中に規律ある意匠としている。天井が木張りなるのであるが、このまま白でも美しいとおもうような陰影ができる空間となる。