現在リアルタイムで測定中の寺尾西の家に伺いました。
寺尾西の家といえば、こんな大きな吹き抜けと窓があるAグレードの「緑の家」です。
超高断熱のAグレードですから快適性は文句ない状態・・・
気になるのは熱流量測定中の床下内です。
言わずもがなの床下内スラブ温度は32度(中央部)。この撮影中はほぼ30分間床下用エアコンの霜取りなのか始終運転OFFでした(データをみると90分間OFF)。
マイブームの外周部の測定器が置いてあるところは・・・
一番低くなるところで24℃くらい・・・。念のためサーモグラフィーより精度の高い放射温度計で測定しても24℃くらいで全く同じ。以前のIphone用初期型FLIRより精度が上がっていますね。以前だったら2~3度違う表示がザラにありましたから・・・。
2年目のこちらの「緑の家」では床下内が一年中空調空間でしたから床下用エアコンがOFFであればスラブ(床の中央部)と天井の温度差も全く無いほど・・・。うらやましい限りです。これでこのコンクリートスラブ床の下には人工的な断熱材が一切ありません。あるのは大地のみです。
あの大きな吹き抜けと窓のある部屋でも、
床が一番暖かくて上に行くほど僅かに下がる温度。窓さえも(カーテン越し)23度と普通の家の壁より暖かい。
冬も・・・もう何も改善する事がない快適度満点の「緑の家」です。