織部St.に行く 1

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この連休は妻の実家に少し行っており、そこから車で50分のところにある織部焼きで有名な多治見市と土岐市に陶器を見に行きました。最初は多治見市の織部ストリートへ。

土地勘がないので市役所に車を駐車させて頂き徒歩で散策。

両側ビルに囲まれよくぞ110年間頑張ったな~と思わせる。

最初に入ったのがこちら・・・

井筒さん。

築110年以上の民家の中で販売されており、外観から惹かれるものがあったので躊躇なく門をくぐります。

通り庭と中庭が一体化している町屋の間取り。

陶器よりこの頃の家の作り方のほうに私は興味がいきますが、そこは抑えて展示されている部屋へ・・・。

1階と2階で主に作家さんの一品モノが多くおかれており、価格も比較的リーズナブル。10万人が訪れる多治見市の陶器祭りは4月上旬なのですが、明後日から行われる土岐市の陶器祭りのせいか、表示価格の半額で販売されている期間(何時もそうかも)らしく手に取りやすい・・・。

この辺りは戦国大名から始まった茶の湯の文化のど真ん中。そのため土が良質なところに焼き物の町が誕生したそうで・・・それだけでもワクワクしますね。戦国時代は所謂戦争ですから、良い文化ではありません、しかし世界でも希な戦争で、日本では武将さんだけが戦い、農民や町民は戦火に巻き込まれないので怨念がかった古戦場という感じではないころが不思議です。無論例外もありましたが。

そこで私の目にとまったのは、有名な織部色ではなく、「朱色」のどんぶり。

この色は私の人生で一度も使った事の無い色のどんぶりだったので、欲しくなり一つだけ事務所の自分昼用に購入しました。綺麗な朱色で、写真ではこの色はどのようにフォトショップをいじっても再現無理です。

このショットが一番色が現実に近い。

こんな器を使うとインスタントラーメンでもおいしそうに見えます。

塩ラーメンが似合いそうだったので「日清ラ王の塩」で・・・具は長ネギしか手持ちがなかったので2種類切っていれた。

衝動買い・・・ですね。

少し残念だったのは、この築110年の民家の2階にも販売展示されていた事です。

陶器の重さは半端ない重量で、当時の2階でこのような重量物を置くことは考えていなかったはずで、このため地震が来たときには少し怖い事になるような気がしました。2階は数が少なくなるように「ギャラリー」っぽくして重量が多くならないようにした方が、この民家が地震の時にも耐える事が出来ると思います。「て・こあ」のように2階に重量物がなければ(空の部屋)、古くとも良質なメンテナンスが行われていれば1階層の倒壊がない可能性が高くなります。

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