オーブルデザインに軽トラがやってきた!

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  希望ナンバープレートを扱う窓口のお嬢さん曰く「軽自動車営業用で希望ナンバーを選ぶ人は殆どいないので抽選に当たる可能性が大ですよ」

事務所に届いたのは一枚の軽自動車のナンバープレート・・・

事務所に中古の軽トラ(けっとら)がやってきました。

希望ナンバープレートでも「7」とか「1」は人気が高いので抽選です。その当たる確率がとても低いので、無理かなと思っていたら、「営業用(4ナンバー)で希望ナンバーの人は少ないので確率は上がりますよ」と言われた。そして期待していたら・・・当たりました・それも「せ・な」と何となくある車好きの亡方を思い起こさせます。

7に拘った。車検のシールも7月である。7は私の歴代の車(ナンバー)全てに入っていた数字で運が良いので希望した。

軽トラと言っても新車ではありません。中古車です。そして中古車と言ってもなんと20年前の軽トラで1992年製の三菱ミニキャブ営農仕様。この営農仕様が珍しく、当時はJAが軽自動車を販売していました。しかし営農仕様と言っても特にダート用タイヤ以外何が違うわけでもありませんが、仰々しいエンブレムがつくだけです(笑)。

ちっちゃくてかわいい旧規格の軽トラ。軽トラの王道のキャブオーバー型。

軽トラは皆さんも知っている人が多いかと思いますが、なぜか中古車の値段が下がらない中古車業界の「化け物」的存在で、普通自動車が10年も経てば値段は新車時の10~20%くらいまで落ちますが、軽トラは半値しか落ちないものまであり通常は40%くらいと、他の車の倍はします。だから軽は新車で買った方がお得感があります。

なのになぜ軽トラで中古車をそれも20年前のを買ったか?

それは、

先代のルノーエクスプレスのような荷物を大量に運べる。

・新車を買うほど必要用途が無い(設計事務所で施工はしないからそこまでお金を掛けたくない)。

・最近古いモノが好きなり少し古い車がほしかった。

・22年以上前の軽トラだとエアコンがつかない(殆ど無い)。

・22年以上前だとエンジンが550ccで4速Mで高速走行が辛い。

・15年以上前だと車体が旧規格のため小さくてかわいい。

等です。

660ccエンジンでエアコン付、4WDで綺麗で旧規格車体(現況より一回り小さな軽自動車)で丸めライトを条件とすると丁度1990年から1998年製に限られてきます。またミニキャブはFRなので4WDでないと冬は勿論、少しの段差でもスタックしてはしれませんので必須です。更に20年前と言っても車体が内外とも綺麗で無ければいけませんし、走行距離も5万以下で積雪地域外となると、市場には・・・殆どありません。

そこでじっくりと半年ほど探し続けてきた6月の末に群馬県のある中古車販売店から1台ウエブ上にアップされました。アップされた次の日のすかさずそれを直ぐに契約。実車をみないでウエブ閲覧当日契約しましたが、なぜか「これだ」と思って心配はありませんでした。

3週間後、実車が陸送され群馬から送られて着たときに「やっぱこれだ!」とつぶやきました。

1992年製、走行距離2.8万キロ、5MT、AC付、内外共に車庫保管のため綺麗・・・そして営農エンブレム・・・。笑った事はMDデッキがついている事(今やMDは死語)。

群馬のお店から直ぐ送られてきた内装写真。20年前のシートと思えないくらい破れヘタレが無く綺麗。

この子はオーブルデザインに来ることが決まっていたのでしょう。凄く良い感じで、如何にも「緑の家」の実用車です。

軽トラは仕事をしているときこそ美しい。荷物を満載した軽トラは何ともかわいい!駐車場の剪定した枝を、家の冬燃料として保管するため管理している畑へ一時運搬。4回の運搬でようやく全て搬出。

小さい車体です。1995年まで続いたこの車体のミニキャブは、新潟県でもまだ田舎道で出会うこともある「三菱 5代目ミニキャブ」。但し新潟県のJAはスバル車を販売していたせいか「営農仕様」にはお目にかかれません。軽トラは20年位平気で使われるので、修理も多分大丈夫。

荷台補助板は後付。営農仕様っぽくカントリー調で。

軽トラは後ろ姿が大事です。その点では農道のポルシェと言われるスバルのサンバーがRR式のため秀でておりますが、スバルサンバーは1992年以降のデザインが良くありません。また1991年以前のサンバーによいモノがなかなかでなかった事がこのミニキャブを選ぶ事になりました。その20年前頃の軽トラのデザインが一番よいのはマツダのPorter Cab↓。

写真はウィキペディアから。マツダ Porter Cab。23年前に廃番。4WDがないので候補にならなかったがかわいいデザイン。泣かせる△窓。

ウィンドバイザーがステンレスなのが20年の時代を感じる。そしてマツダのポーターキャブのようにライト廻りから室内自然空気取り込み口がある。

まるでゴーカートのような感じで燃費など気にせずめいっぱいふかして走ります。5MTでギアボックスが真下にあるので、小気味よく走ることがとっても楽しい軽トラ・・・。

 

トラは働く車だから必ず荷物付で写真を撮る事が重要(笑)。6.5mの梯子も楽々載せられる魔法の車

これから宜しくね。ミニキャブ・・・

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