三条~新潟~金沢 一日650kmの移動  その2

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順調に工程を踏む金沢市に建築中の鳴和台の家。無難な形状の外観に強烈な印象を与えるガラスだけのコーナーサッシ。これで耐雪1.4mで耐震等級3を取得した建物。

新潟方面へ向かう北陸道から見た北アルプス

新潟県から金沢市は北陸道で富山県を縦断するが、走っている最中なぜ富山という名なのかわかった。富山県は新潟県と違い、平野部からいきなり2500m級山々が連なる。これは見事である。新潟県では平野部からまず数百メートル級の山、その奥に1000m越えの山、そして最後に2000m級の山になるのでこんな迫力がない。山が富んでいる県が富山県ということが昨日の晴天の中の白く光る山の姿で理解した。

外壁が貼られる頃であるが、木の外壁は特注となり納期に数週間かかるとのこと。30mm厚の地板を12mmまでモルダーで削るという大変勿体ないことであるが、外壁の木が厚いと、納まり上の不具合と外壁の重さがかわるので、厳密には構造計算の外壁の重さも変わる。また木の乾き具合も遅くなる・・・。よって現設計通り12mmまで削る。

本日の検査は内部の断熱材と気密シートの考え方(納まり)である。

貫通ボルトにも既にウレタンが注入され、また設計図のGWは太陽サンRの105mmだったが、入手に時間がかかるとのことでGW系断熱材20Kでは最も低い熱伝導率のアクリアαを105mm(λ=0.034w/mk)となった。

気密シートも綺麗に入っており仕事の丁寧さがわかる。

2月の晴天時にはこのコーナーサッシから入る光は・・・

キッチンの一番奥まではいる(当たり前か)。

完成が今から楽しみな鳴和台の家である。

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