白山浦の家の模型がもうちょっとで完成する。あとは太陽光パネルを設置し、敷地調整をするだけ・・・。
スタッフNの模型製作は早くて正確である。
制作中の会話で・・・
「最近のスチレンボードはよくない。以前の白い色がわずかに違うものだったら芯の素材のカット面が綺麗になり、剥離作業(細工)もしやすい・・・」
との事で、そんな細かい事まで制作中にわかるのだな~と感心する。
白山浦の家はご覧の通り・・・平屋である。最近平屋の設計を年2回くらい行うように以前と環境が変化している。
平屋は若い世代に少ない建て方であり、敷地が大きく無いと厳しいこと、お金がかかる屋根と基礎が総2階建の倍の面積施工になることで価格面でもハードルが高いが、人生経験が長い方が選ぶ形式であり住宅としては原型であると思う。そして社寺仏閣もそうであるように「緑の家」は基礎が高いので平屋でも形になる。一見すると1.5階建にも見えるような背の高さがとてもよい。
手前側が南方向なので、屋根を大きくして太陽光パネルを設置したときに、雪止めスペースを屋根上に設け落雪させないように計画する。