先日中間気密測定をしてからわずか7日目で完成気密測定をする事になった白山浦の家。気密測定の結果は先日の間違った加圧法の結果と同じ減圧法でも0.2cm2/m2となった。先日測定した加圧法の気密測定は測定方法の間違いで正確では無いことがわかった。
気密測定は加圧法と減圧法の2種類あるが、国内では減圧法で統一されている。しかし気密測定の生みの親というか、世界にその必要性を広めたのがカナダのR2000という基準。その基準では加圧法による気密測定でも50Pa時に1.5回/h以下の基準を満たす必要があるため、カナダでは気密測定は加圧法もデフォルトとなる。50Pa時に1.5回/h以下の基準を隙間相当面積に換算すると0.7cm2/m2以下と言われている。現在の気密性能からみると特別超高気密ではないが、30年前では特別な超高気密であった。
今後白山浦の家ではクリーニングを行い各種試運転をすることで完成。その後完成検査をする傍ら新たなる建て主さんの参考になるべく見て頂こうとということで見学会が行われる。延べ床28坪の平屋で高基礎というちょっと矛盾した仕様・・・。それを是非見学して頂ければと思う。