氷点下時の走行注意点

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新潟県で氷点下の雪道を走るとこんな感じになる。タイヤハウス内は雪で詰まる。

先日ネイキッド3号で長岡に向かうために高速道路へ入った時に・・・

進入車線で時速70km/hくらいまで速度を上げて合流。その後前車を追い越すために80km/hまで速度を上げようとしたときに、突然車が大きな振動を起こした。

尋常ではないその振動に思わずタイヤがパンクしたかと思った。アクセルを緩めスピードが落ちると少し振動がおさまるので、パンクではなくナットの緩みかと思ったが雪壁で路肩が無く走行車線しかない。そこで栄PAまでなんとか走行しようと考えた。

着くまでの数分間は生きた心地がしなくて栄PAに入ったときには安堵した。直ぐに車載スパナを取り出して各タイヤのナットの締め付けをみると・・・どこもなんともない。
変だな・・・と思いつつパンクもしていないので路面が荒れていたせいなのかと思い再び走り出すと、やはり80km/hくらいで振動するが先ほどのような盛大な感じではない。

ふと思った。

あぁーそうか、ホイールバランスが崩れてしまったのか。
思い当たる節がある。先日大雪の寒波の日に深い雪の道を何度無く走ったので、ホイールに雪がくっつき、それが氷となって固着しホイールの重さのバランスが均等でなくなったのである。

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ホイールに雪が着くことは新潟県では普通にある。

高速道路をおりる頃はほとんど振動も納まっていたが再び安全な場所に止めてホイールをみると、もう氷はついておらずタイヤハウス内の雪も溶け始めている。

タイヤハウスの雪片も氷点下で凍り、ショックや操舵がきかなくなることもある。

終日氷点下が続き、新潟県のように地下水で融雪しているところ走ると、雪が一度解けて凍り付きホイールにくっついてホイールバランスを崩す事がある。初めての経験だったので焦ったが、次からは気をつけることができる。確かにホイールバランスの調整はわずか数十グラムおもりをつけたり外したりする。大きい氷片なら数十グラムどころか100gを超えることもありそれならあの振動はわかる。60km/h以下ならほとんど気づかないが、高速走行時には事故にもつながる可能性もあるので今後チェックしたい。

このような状態で融雪水が止ると突然凍りつく。この時にホイールに雪があったりすると・・・。

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