豪雪の年

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自宅の玄関灯に横下方向より着雪する。雪雨は上方からだけではない。

昨年の葬儀から三条の事務所で寝泊まりしているが、昨夕から今朝までの雪の降雪が気になったので午前中自宅~長岡にかけて車を走らせた。

自宅に着いた瞬間、梢の雪が落ち真っ白な煙状態になる。道は45cmくらいの新雪。

寺泊の自宅では、前の道の除雪が間に合わず道路には45cmの新雪のままとなっているが4駆なら特に問題なく家の前まで来られたが、当然自宅は雪に覆われて入られない。それでも雪かきをして中に入ると・・・

数日前に新潟県では大規模な停電があり、誰も家主のいない自宅は停電でエアコンがOFFのまま丸3日間経っていて・・・・

マイナス3度のなか5度なら内外8度の差か。

室温5度で湿度が測定範囲外・・・

過去10年以上誰もいなかった事はなくここまで室温の下がった自宅は初めて。

かろうじて標識と直前の車は見える。

車移動で高速道路は通れたが、ホワイトアウト寸前でほぼ視程距離50m。一方下道で郊外の道路では完全にホワイトアウト(吹雪ではなく壁と道が真っ白で反射して道が全くわからない状態)で、時速10kmでも怖いし、目が痛くなる。

道と雪壁の区別が全くわからなく、どこを走っているのかはかすかに見えるポールのみ。この写真は大げさではなくこの通り真っ白にしか見えない。
前からミニが時速5km/h位できたのでここが確かに道があるとわかる。

少し走るとようやく前から対向車が来てここが道があることがわかる。

2.5mの耐雪住宅の蓮潟の家ではまだ屋根上の雪が1mにも満たないので余裕ではあるが、道は融雪水が間に合わず道が雪で埋まってきている。

耐雪2.5mである蓮潟の家ではまだ余裕の積雪量。

「て・こあ」ではこちらは市の除雪車が来ておらず、歩いて「て・こあ」に向かう。

「て・こあ」はもう雪に閉ざされた・・・。

山奥のようなたたずまいとなりもう少し降ると屋根が厳しい・・・。
三島町のあるお宅では既に雪下ろしを始めていた。

otomo vie centでも雪は80cmを超えている。

今年は平場でも万遍なく降り積もり、こんなになると手の施しようがない。

雪国では耐震性と雪の対策が家の設計項目の第1番であることが改めてわかる。

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