新潟の超高断熱高気密住宅と高基礎

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緑字 8月3日16時35分に追記あり

昨日基礎打ち込みに立ち会いました。

気温34度で所謂「暑中コンクリート」となる条件です。

この時は寒中コンクリートと同じように注意が必要です。

当事務所では、フレッシュコンクリートがJISの認可工場でJIS品なら現場で受け入れ検査を強制指定しません。しかしこの現場のフレッシュコンクリートはJIS品であったものの、監督さんが念を入れて受け入れ検査をおこないました。写真は空気量を測っている所。

呼び強度33N/mm2と長期仕様。 水セメント比は45%。 スランプは15cmで、コンクリート温度は29度と暑中コンクリートになる30度より少しだけ低めですが、ワーカビリティーは悪くならないように素早く作業しどんどん打ち込みます(冬との違いを見せるスランプ試験の形状)。

今回の基礎は何時もの「緑の家」標準基礎より更に120mm高い基礎。
立っている人と比べるとその基礎の高さが住宅としては不釣り合いなほど高い事がわかります。一般の基礎の倍以上の高さでも一発打ち込みします。下からはみ出てくるコンクリートをコテで上から抑えつけるようにします。明け方お湿りがあったので、そのままどんどん打ち込みます。

そして暑中コンクリートでは最も大事な「養生」。これはコンクリートが急激に乾き水分が失われることを防ぐために全てシートで覆います。そして次の日には水をこのシート内に散布します。これを数日間行います。

コンクリートは濡れている期間が長いほど良いコンクリートになるといっても差し支えありません。内部の水分でコンクリートは固まるのですね。

追記・・・

次の日の散水養生写真が施工会社(集い家工房さん)から送られて来ました。

火照ったコンクリートには何よりのご馳走です。

良く管理して頂きありがとうございます。

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