私は18才で運転免許を取得してから今日までの大凡40年間に数回だと思うがアクセルとブレーキの踏み間違いをしたことがある。
マニュアル車しかずーっと所持していなかったので、当然クラッチを踏んでいて車は誤動作しなかった。多分その経験をしているからこそオートマチック車は生涯乗るつもりがない。
自家用の自動車が出始めた頃、クラッチとブレーキとアクセルペダルが必要不可欠だったので現在の3つ並ぶ配置になったと思うが、その後にオートマチックが発明され、クラッチだけがなくなった。同じ足で踏む動作なのに相反するアクセルとブレーキペダル・・・この安全装置でもあったクラッチが無くなったあとでも同じ配置のまま残ったことが、現在の踏み間違いの根本的な原因であると私は思う。つまり最近起こる悲惨な事故の原因は、高齢になったことが一番の理由では無いと考えている。開発者は人が間違うことを予想してこのような機械を造らなければならないのが、正しい設計思想である。
そもそも工作機械をはじめ一歩間違うと生命の危険がありそうな機械には、正反対の動作をするボタンなどが同じ手や足側にあることはまず間違いなく、ましてや同じ指や足で操作する設計ではおこなわない。
なぜこんなに技術が進んだ時代にあって自動車だけにそのような機構があるのかが不思議でならない。そこで提案だが・・・これからオートマ車のアクセルはハンドルに取付ければ(両手の指操作で片方でも操作可能式)よいのではないかと思う。ブレーキだけが足。最近の技術では車速に応じてハンドル角を可変に出来るので、ハンドルは90度廻せばそこで最高の切角度になるようにすれば良いのでは無いかと思う。良い方法だとおもうが・・・。
コメント
浅間さんは左足ブレーキについてどう思いますか。
今市販されてる車のほとんどはATなので、左足ブレーキは理にかなってるように思えるのですが…
欠点としてはペダルの配置がそのような操作がしやすいようになっていないことでしょうか。
左足ブレーキがしやすいように車を改造してくれる工場もあるようですが。
またステアリングに関してはレクサスの「ステアバイワイヤ」という面白い技術がありますね。
これは一度自分自身の手で体験してみたいです。
本田ビート様
コメントありがとうございます。
>浅間さんは左足ブレーキについてどう思いますか。
良いと思います。現行のAT車を生涯持つ気はありませんが、もし現況でどうしてもATに乗らなければならない状況になったら、それしか無いと思っております。
>またステアリングに関してはレクサスの「ステアバイワイヤ」・・・
どこかで見たと思ったのはこれかもしれません。結構難しい技術なのでしょうかね。
いずれでも運転年齢に限らずミスしやすい操作方法は改める必要があると感じます。