「緑の家」らしい外観部分。エアコン室外機は屋根で守られ地面から離し、窓上には全て庇がつく。配管はシロアリ防護のため基礎中間で露出。深い緑と焦げ茶のガルバニューム鋼板がとてもよく似合う。
22日23日と秋葉の家の完成見学会が行われます。
そこで今日完成時の気密測定を行い立ち会いました。
結果はC値0.4cm2/m2と初めて超高断熱住宅を手がける「ヨシダハウス」さんとしては、すばらしい結果で、「緑の家」の平均値と同等と思います。中間時の気密測定値がC値0.6cm2/m2でしたから、そこから見れば0.4(通常中間時より0.2程度落ちて0.8になる)も引き上げた事になります。すばらしい技術力の工務店さんです。感謝!
密測定の準備中
オーブルデザインの誇れるところは、事務所設立以来全ての新築時の気密測定を行い、そのうち1棟を除く全てで0.8cm2/m2以下となっているところでしょう。1棟は古民家で特別な仕様だったので致し方ありませんが、気密測定を完全に行っているところは多分新潟県では当事務祖だけでしょう。やはり設計と施工が完全分離されているので、気密測定に甘えがありません。設計と施工が同じだとどうしても「まあいいか!」となり気密測定が行われないこともあるでしょうから。
南側はこんな窓だらけなのに、Q値は1.0w/m2Kと超高断熱です。そしてお決まりの庇(すだれかけ)が付き、日射対策も万全。
今回はオリジナルキッチンで、ステンレスの一枚板の天板・・・。それもご覧のようにダブル水切り(低い位置のため魚など水を流しながら切れる)で、奥行き750mmとワイド。
また収納部分は、半乾き器具をそのまましまえる通称「布巾いらず」。
これはオープンキッチンでは必須のアイテムで、まだ完全に乾いていない器具を収納し、扉の穴で湿気を逃がすというもの。これも事務所設立以来(14年前)のアイテム。
予約残りわずかですが是非床下暖房の「緑の家」を見に来てくださいね。