またまた感謝です。

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今日ある仕事で立ち会い検査がありました(私が検査を受ける側)。

それは補助金の現場検査で、今まで数多くの補助金を代理申請しましたが、現場でのチェックは初めてです。

補助金とは国が税金を使って補助するお金の事(ある特定の分野で国が応援して誘導したい施策に合致する民間又は個人が行う事業に補助するお金)です。その補助を受けた事業が、報告されたとおりに行われているかをチェックします。大切な税金ですから重要な仕事です。今日は補助金申請者の代理人として現場で立ち会いました。

ややこしいですが・・・

国が補助金の窓口として委託した社団法人さんから、現場チェックのみを依頼された大手民間会社さん(所謂第三者工事監理をしますという会社さん)が、再びその会社に登録委託された建築士さんによって現場チェックが行われます。

つまり現場チェックを行う人はその登録建築士さんです。私ではありません。

不思議なことに家に入るなりその建築士さんは私に口答で「この工事は行われていますか?」とそのチェックする現場で聞いてくるのです。思わず「今日のこのチェックは誰がおこなうのですか?」と聞いてしまいました。すると「私です」という返答なのですが、そのまま「この仕事、行っていますよね」とその後もシートを見ながら聞いて来ます・・・Orz。

目の前にその現場があるのに・・・見ようとせずに私に聞いてくるのです。

学びました・・・。ほんとに感謝ですね。

私も同様の仕事(工事監理)を行っていますが、現場に来たらまず自分の目で確認します。それからその現場責任者に聞きますが、最初から椅子に座ってチェックシートでヒアリングするとは思いませんでした。補佐でこられた建築士さんも「写真は撮れるだけ撮らなくともいいのですか?」と言っているくらいです・・・。まさか本業の工事監理のほうも同様な事をしているとは思いませんが・・・何となくつらい気持ちになりました。

ヒアリング後5分位(合計20分)で終了したので思わず建て主さんも「もう終わりですか?」とおっしゃる声が聞こえました。無論私の報告書のとおりですからチェック結果も「問題なし、報告書どおり」です。

自分で汗をかき、責任をもって仕事をする・・・大事なことを改めて学びました。建て主さんをはじめ関係者の皆様・・・ありがとうございます。

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