家の設計を高性能で自然・木の素材。三条 長岡見附 柏崎 新発田 新潟で高断熱
玄関、玄関ポーチは高さ3.4mの天井を持つ。ちょっと普通ではないスケール感。
今施工中の「荒町2丁目の家」・・・今日は朝7時30分から事務所で棟梁と打ち合わせでした。職人さんが働く現場は朝早いのですね。
さてこの建物、少し変わった建物とご紹介しましたが、ようやく変わったところが形になってきました。
青い線が1階床の場所。これだけ上に昇る。床下は床下暖房とヒートファクトリー更に収納と大活躍。
玄関を入ると、直ぐ目の前に住宅用と思えない広い階段が来ます。床下1.4mのこの「緑の家」は、玄関は殆ど道路と同じくらいの高さなのですが、玄関に入ってから1.3mくらい上がらなければなりません。そこで階段が目の前に来るのですが、実はこの階段は、靴で上がっていけるところと、靴を脱いで上がる所の2列が並んでいるのです。これは初めての試みです。
大工さんと打ち合わせ後、事務所で今日が締め切りの図面を仕上げ、10時には娘の高校へ保護者個別面談へ、午後はダイキンさんと打ち合わせ・・・そして締め切り図面をチェック、印刷・・・この時間になりました。基本設計をお待ちの多数の皆様、大変申し訳ありません、懸命に行っております。今しばらくお待ち下さい。
話はかわり今日伺った娘の学校の事です。
学校へ行くと・・・多々増築されているので、建物の年代がわかるような意匠です。
一番右は古く、40年近く経っていると思われる。中央は最近の新しい建物で左は30年くらい経過しているだろうか?
後から無理矢理左の建物を作った感じが直ぐわかるが、これはこれでまあ「よし」だろう。建物も生き物ように必要に迫られて形状を変える・・・。
体育館を除く建物は7棟以上あり、殆どが渡り廊下でつながれております。各棟へそれぞれ玄関があり、最近の建物らしい意匠ですが新旧混在してそれがかえってよかったりもします。
で、なかに入ると学校の独特の匂いがします。
アトリウムの上部にはトップライトがあるが、夏はテント地で覆われエコ仕様。冬の積雪はどうするのだろう?
内部には大きなアトリウム(吹き抜け)があり、明るいですね。しかし今の学校はおしゃれになっています。我々が通ったころの学校にはこんなアトリウムなどなかったでしょう。
病院のようなオートクローズ引き戸の部屋。日本人ってのは凄いと思う。引き戸でも自動に閉まる戸にする。
先生の部屋も開閉ブラインドで仕切られており・・・よく米TVドラマに出てくるようなスケルトンにガラス越しにもなります。凄い・・・。
屋外の渡り廊下もこんな感じで、とても田舎の学校ではない雰囲気です。きっと今の新しい高校はこんな感じなんでしょう。
・・・学校は素敵なところであってほしいです。