昨日は600kmを走りました。

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朝5時に起きてご飯や準備を整え、7時30分には事務所を出発。先ずは新潟市の寺尾西の家で行われる気密測定に立ち会います。

完成時の気密性能はC値で0.26cm2/m2で超高気密住宅と呼べる数値。この新潟市を9時30分に出発して栃木県足利市に向かいます。

3月中旬に「風」のタイヤは夏用になっておりますが、昨日はこのように雪模様。路面に雪が無いことを確認して注意しながら走行します。

無事関越トンネルを越え、群馬県に入ると晴れているから「川端・・・雪国」の世界を思い出します。

随分前から耐力壁チェックに伺う予定だったので、施工会社さんではその耐力壁だけしっかりと施工を終わらせておりました。遠くからきたのに終わっていなかったら洒落になりません。その意味ではアライさんはしっかり約束守って頂けました。ありがとうございます。

差し棟・・・この丸みが優しい。

まず屋根から見始めて・・・何時もの定番、ファイバーシングルです。この柔らかさが金属では無理・・・木の外壁に似合うはずです。そして最近めっきり少なくなった寄せ棟。少なくなったのはソーラーパネルのせいで、このパネルを南側に多く設置する為に片流れ屋根や切り妻屋根ばかりになってきております。しかし鑁阿寺を含め社寺仏閣は、寄せ棟又は入母屋が基本。ですのでこの足利市にはやはり寄せ棟が一番似合います。

東側を見る方向で屋根頂部にある棟換気をチェック。

そしてもっと感動するのがこの足利市の中心部の町並み・・・。低い山に3方囲まれておりその山肌に建物が点在する西側は独特の雰囲気があります。

寄せ棟の場合にはそれ自体が簡易筋交構造であり、それ故小屋筋かいはあまり重要視されませんが、それでもしっかり取付けてあります。

火打ちと筋かい、床合板、垂木の留めつけ金物を確認にして今日の監理は終了です。ただ1箇所私のミスで柱の間違いに気づきましたが、これはもとより無い平面構造計画とその構造計算だったので取り去るだけ問題なく処理出来たのですが、間違ったこと自体恥ずかしいこと。もっと気を引き締めて設計と加工図のチェックしていきます。

「緑の家」は筋かいが合板より優先。これは無垢の木に対する想いから(以前のブログで説明)。

それにしても52才で雪交じりの600km/日も走れたのは夏タイヤの「風」のおかげでしょうね。ありがとう!

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