2年経っても変わり無いこの部分のカビ・・・
とても強い防かび物質か、紫外線に負けない防かび物質か、それとも連続供給されているのか・・・。
比較してわかる時もあります。そこで小屋裏にセルロースファイバーを使わない時の「緑の家」の小屋裏換気口を持つ家の写真を上に載せます。
全くと言ってよいほど影響はないように見えます。
吹き出し口周辺だけカビが防がれている感じが一切ありません。
これは小屋裏に使用した断熱材がセルロースファイバーでは無く、高性能フェノールフォームという断熱材です。
一方拙宅の小屋裏は吹き込みグラスウールでやっぱりセルロースファイバーは使っておりません。すると・・・変化は見られません(↓写真)。
変化無しですね。
セルロースファイバーを使った家だけが変化があります(今の所)。もっと多くの検証が必要ですが、仮説をたてると・・・
セルロースファイバーは新聞紙でできているので、虫害を防ぐ為にホウ酸塩が大量に添加されます。しかしホウ酸は常温で揮発しない素材ですからこれが原因とは考えにくい・・・。となると新聞紙ですからインク?が大量に入っておりこれには揮発成分もあるでしょう。これが防かび性を持っており、この成分とセルロースファイバーの微細埃についているホウ酸塩が換気口から屋外にでて外壁についてそれが防かび作用を発揮し続けているのだとと思われます。