「緑の家」の神髄は「時間(とき)」にあり・・・

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この木の幹と緑の色合いが最も好き!季節ごとの好きな花色がポイントになる。

実は私は読者に木の外壁において少し訂正する事があります。

「緑の家」で使う無塗装の木の外壁は、殆どメンテナンスが必要ありせんと申しあげておりました。

しかし正しくは・・・

木の外壁のメンテナンスは確かにほぼ必要ありません。ここは間違いないのですが・・・

「木の外壁の家」にはどうしてもメンテナンスが必要な所があります。それが・・・外構の樹木と花です。

無塗装の木の外壁にはこの「樹木」と「花」がなければただのあばら屋になる可能性があります。そしてその樹木と花は気持ちを込めないと育たない・・・ちょっとだけ難しく、楽しいメンテナンスです。

25年目、木と花以外全てがシルバーグレーになる。・・・時間の経過がこの味を出す。

うん!木の外壁には・・植物のメンテナンスが必要なのでした。

私は様々な「緑の家」を造ってきました。億円の家さえもありますが、この小さな拙宅でもそんな豪華な家と同様に愛でることが出来るのは・・・

人が痕跡を残した「時間の経過」が見えるからです。この感じは時間でしか出せない・・・最も家で価値ある部分です。木の生長、花の移り変わり・・・色の変化・・・そして家人。

手を延ばせば届く所に葉っぱ・・・。軽トラ(笑)が似合うね。

家の前の大きなケヤキを海と反対の2階窓から見ると・・・

それは、それは素敵です。 手の届く所にある木の葉っぱ・・・贅沢です。
時折・・・ケヤキが住宅地に植える事が可能でしたね・・・。と言われます。

この土地が海の真ん前で落ち葉を山に吹き飛ばし、また海風でケヤキが大きくなれないこの環境だからこそできた事で、家それぞれの取り巻く環境に合わせて最適な樹木を選べばよいと考えております。

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