「緑の家」は家と屋外へのつながり部分とエアコンの屋外設置にかなり拘っています。その拘りの一つが排水管の基礎貫通です。
「 家の論評、業界裏話 」一覧
LED電球の寿命・・・5年経過で寿命
今日の出来事から Qペックスや基礎外断熱など
昨年発表されたQペックス3.2の一画面
これはQペックス3.2の入力一面で、昨年の7月にブログでご紹介しました。その時はQペックスにようやく机上の空論にならないような補助入力項目がついたとご紹介しました。改めて当ブログの過去コメを思い返すとこれは・・・予言です。
通風のエネルギー削減効果と地域
下の図もこちらの論文から抜粋した。
今年の建築学会論文集を7月に受け取ってから2ヶ月経ちました。今日ようやく開封しました。それまで全くの余裕がなく、机の端っこにほおり投げたままでした。
さて紹介の第一は、
所謂「通風による効果、電力削減」です。
武田教授の日本の家に対する分析
武田邦彦教授の家に関する分析が凄い・・・。
http://takedanet.com/2014/09/post_b6ce.html
家の寿命は「地震」と共に「湿気」が大きなファクターと・・・
高断熱浴槽は必要か?査読論文から おまけ
今日から日曜日までの上空1500mm(粟ヶ岳くらい)の気温の変化。既に12度の気温になっている。
昨日の記事の裏付けで、今日から外気温が19度をしたまわる朝が連続するので今日明日から秋風に変わり、先取りが好きな「緑の家」のオーナーさんは24時間空調をOFFする人もいるでしょう。
さて、先日の高断熱浴槽の論文でふと思ったことがあります。
どうしてUbtを算出するときに浴槽を密閉して温度湿度は成り行きでお風呂の蓋を開けなかったのだろうか・・・?
高断熱浴槽は必要か?査読論文から その2
緑字加筆しました。19時10分
実験をすると時に予期せぬ事実を目の当たりにすることになります。
今回の論文中の実験結果でその部分にあたるのがこの図・・・
Ubtが大きいほど熱が逃げやすい。ピンクの室温が高いほど熱が逃げやすいという結果には・・・おっ驚き
高断熱浴槽は必要か?査読論文から
浴槽(バスタブ)の廻りに断熱材を貼った高断熱浴槽が最近のユニットバスの主流になってきております。まだオプション扱いもありで標準仕様ではありませんので、建て主さんからあった方が方がよいかどうか聞かれます。
オーブルデザインの結論は・・・
「緑の家」に限って言えば、続いて入る習慣があればあえて高断熱浴槽採用の必要無し。しかし数時間の間隔で入浴する事が普通であれば必要。
と答えております。その根拠になりそうな論文がありますので紹介します。
今だまともな旧Q値算定ができないようでは・・・
旧Q値計算は昨年の10月に一応廃止。経過措置として27年の4月までということ。
住宅業界では今でも住宅の温熱環境性能を示す指標として旧Q値を多くの企業・事業所が使用しています。それも旧はつけずQ値として・・・。
しかし昨年の10月から新省エネルギー法が施行されており、この法律での新Q値は以前のQ値とは違い換気による熱損失が定数になっており、同じQ値という呼び方でもその数値は全く別物とこのブログで昨年取り上げました。
高崎で講演・・・実務者と研究者の違い
昨日アップするのが忙しくて出来なかったので1日遅れのアップです。
第一セッションの浅葉さんのお話し
高崎の今日の最高気温は33℃だそうで、新潟から見るといきなり真夏になっております。
そんな中、講習会・・・それもエアコンで何ともよいタイミングです。但し冬の話もあり少し暑そう・・・。
一般的な工事請負契約書に記載された・・・
私どもは設計事務所なので「工事請負契約」はしません。よって普通の家の請負契約がどのような書式で行われているかよくわかりませんが・・・
最近このような請負契約書の書式をみつけました。住宅のような設計と施工が同じ会社によって行われる小規模建築物のために、各団体が集まってつくった一般的な書式です。つまり住宅以外は設計と施工は通常別々という認識です。
2013年の建築学会論文 その1 窓の遮熱の重要性を読む
毎年夏に日本建築学会の論文大会があります。何時もはタイムリーに夏にご紹介しているのですが、昨年夏は気がのらなかったので見ませんでした。
最近ちょっと見て書きたくなったので少しご紹介します。
論文(無論梗概ですが)を読むって面白いですよね。
日経ホームビルダーの記事から
2014.01.22 図の間違いあり訂正
日経ホームビルダーの記事から・・・。いつ見ても業界がどっきりするような内容です。今回の記事は「基礎断熱なのに床下が結露」という季節感あるタイムリーな記事。
どの部位で結露したのか・・・詳しくは日経ホームビルダー2014.1月号をお買い求めください。
合板が悪いかどうかを考える
構造用合板 特類・・・所謂ベニヤ板の中でも構造用に使用できるような接着剤を使って製作した合板の事。今回はこの構造用合板の善し悪しについてお話したいと思います。
大手住宅掲示板などネットでの書込み等々・・・
今回、「衝撃の提言」(笑)でアクセス数が増え、また書込みも増え、ふとある検索をした時に、住宅の大ききな掲示板などに「オーブルデザイン」という名称が出てくることに気づきました。
特に「基礎断熱」や「床下暖房」という語意では、結構その手の人達の掲示板に認知されている新潟の設計事務所なのだな~と感じました。これも皆様がご覧頂いてアクセス数がアップしているからだと思っております。ありがとうございます。
ただとても気になった事が・・・
【緊急情報】以前の深夜電力機器をお持ちの方へ
2013年11月15日間違いをご指摘頂き修正しました。緑字は追加した文章です。
東北電力さんが、この9月から電力料金を値上げしたことは知っていらっしゃる方も多いでしょう。以前の深夜電力機器をお持ちの方は、現在の契約が時間帯別契約になっているかどうか?また5時間通電機器をお持ちの方は、その割引を必要とするかどうか確かめてください。
この割引の変更は上の図のとおり来年の3月31日で打ち切られます。それ以後は変更割引の適用が受けられません。
改正耐震改修促進法・・・
改正耐震改修促進法が11月25日施行されることに辺り、該当の建物オーナーはとても複雑な心境であろうと思われます。それは、その建物耐震性が公表されるからであり、もし現在の耐震性に満たない場合は、その建物を使う人が減り、最悪取り壊しということになる事を心配しているからです。
関川村 渡辺邸の屋根
「自由」の師である南雄三先生
家の設計を高性能で自然・木の素材。三条 長岡見附 柏崎 新発田 新潟で高断熱
何度となくブログに登場する「南雄三」という名前・・・。
住宅技術評論家として日本で一番有名な人です。その南先生が主催するBB研究会という、家造りを勉強する為に有志(工務店、設計事務所)が集まった会がありますが、年に6回くらい主に東京で研修会を行います。それが9月19日(すみません、18日の国の研修会には参加します)にあるのですが・・・残念ながら多忙のため欠席です。東京が30分くらいでいけるくらい近ければ・・・と思うこの頃です。
超高断熱の「緑の家」・・・と学校の建物
新しいQ値が定義されている・・・・のか?
防蟻防腐材と基礎
最近ある方から質問がありました。
「大手A社もQ値1を切っている家を薦めているけれど、同じ性能の「緑の家」のメリットは?」
なるほど・・・大手がQ値1.0以下を薦める・・・とうとうそういう時代になってきました。
日本だけ異常に暑い?
よく立ち寄る武田教授のブログによると、赤道直下の東南アジアより今の日本のほうが最高気温は高い。なぜなのか?と書かれておりました。そこで少し私も世界天気で調べて見ました。
解体工事とアスファルトフェルト
2013年06.20緑字更新 訂正
GW(グラスウール)は数年前に建て主さんがご自分で入れられた物だそうです。すみません。間違えました。冷静に考えれば筋かい金物さえ施工されない当時、GW等の断熱材は殆ど入れられていないはずです。訂正とお詫び申し上げます。
アスファルトフェルトという素材・・・
フェルトにアスファルトを浸透させたもので、少し厚い紙(0.3~0.4mm)のような防水紙(紙ではない)のことです。かれこれ50年くらい前から使われているなじみのある材料です。
長野県飯田市の条例 エネルギーの自立
長野県飯田市は住宅の先進的地域との印象があります。その飯田市で「エネルギーの自立を目指してある条例が制定された」と新聞で紹介されております。その条例は・・・「再生可能エネルギーを活用した地域づくりを目指す住民活動を支援する条例」ととのことです。
設計者は誰ですか?
東日本大震災(震度6弱)で福島県いわき市内の商業施設の照明器具が落下し、1人が死亡した事故で、福島県警いわき中央警察署は3月29日、舞台機構メーカー「三精輸送機」(大阪府吹田市)の設計当時の設計部長ら3人を業務上過失致死容疑で書類送検しました。
衝撃を与えるのは容疑が建築基準法違反でなく、過失致死と震度6弱である点です。
言ったでしょう。
これからは超高断熱住宅と・・・。
先週東北電力さんが家庭用電気料金の値上げ申請を行いました。また、灯油料金は110円/Lになりました。
4年前から言ったとおり、今後エネルギー料金はどんどん値上げになります。これは世界の動向と日本の位置を見ていれば想像ができます。
履歴(設計図書)や積雪荷重プレートの大切さ
写真は片貝在住のOさん撮影。飴のように曲がった鉄骨柱(アイボリー色)。すさまじい現場。
衝撃的な鉄骨柱の曲がり・・・
こちらは小千谷市片貝のある工場の倒壊写真です。
現在小千谷市では積雪2m弱。この雪の重みに耐えかねて大きな工場(倉庫)が崩れ落ちました。昨夜のTVニュースにも放映されました。
新建ハウジング2013年1月10日号の特集に載りました。
東京でのセミナーで・・・
随時更新してます。
前の記事にありますが、今日は東京でのセミナーがあり新幹線でこの記事を書いております。
セミナーは新しい省エネの計算をウェブで行うのですが、その入れ方を共有するためのものです。