「新潟の家」の事で伝えたい内容がいっぱいあるのに・・・。その2「緑の家」とは

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2010 04 27夕刻加筆修正

伝えたい内容がいっぱいある中で、以前指摘のあった「今までの建て主さんとのお話」が沢山ありますが、プライベートな事も含むのでなかなかご紹介できません。また、そのお話は私の心の中の宝物にも相当するので、おりを見てゆくっりとご紹介します。

打ち合わせスペース。

さて今日は・・・

当事務所の住まいの総称がなぜ 「緑の家」なのか?

この前振りがとても長いですが・・・まず、

地球温暖化対策といって

結構、振り回されていることありませんか?

最近は住宅でもやたら「地球温暖化防止・・・」 目に付きます。

温暖化防止との理由で見当違いの商品化もあります。

当ブログでは以前にも過激な言い方をしていますが

「地球温暖化防止(CO2減)は無理強いできない」のではないか?

と申してます。

但しあきらめているのではありませんし、

また防止策を否定しているわけでもありません。

ただ、今まで好き放題CO2を排出しておきながら、

発展途上国にCO2を削減しましょうとは納得して頂けないでしょう。

だから温暖化防止は急激に進むことがないと感じます。

一人当たりCO2排出は世界8位。しかし全量に対する日本の排出量は4.5%と少ない。米国、中国、加国が取り組まなければ意味がない。

それを踏まえてプラス思考で考えます。

地球の歴史を振り返ってみると、

恐竜時代が1億年以上も続いていた事が知られてます。

因みに人間はまだ誕生から400万年いわれてます。

恐竜が住んでいた時代は、いまより気温が5度から10度も高く、

大気中のCO2濃度も今より数倍も高かった事が調査発表されてます。

この大量のCO2で樹木は大型化し旺盛だったとも言われてます。

事実、事務所の水槽に大量のCO2を与えると

光は同じでも水草が倍近く早い凄い成長をします。

一方氷河期といわれる時代も長く、温暖化と冷氷期を繰り返してます。

ここで生物に生死の影響が高いのは「氷河期」のような寒い時期です。 

出展:Wikipedia 2万年前は本州と全てつながっている陸地

一番最近の数万年前の氷河期では、なんと瀬戸内海、東京湾も陸地でした。

それが温暖期に入った1万年前から氷がとけて

海面が120mも上昇してつい最近、今の日本の地形になりました。

↑(ネットの様々な情報から)

ここから学べる事は、

温暖化防止ではなく→温暖化になった時の対策です。

例えば今後温暖化で海面が上昇に備えて

今後低地には都市は造らない。←すごく過激ですが

「低地の都市は緩やかに低地以外に移設しよう」です。

低地を海抜8m以下とすると・・・

新潟県では新潟市は殆ど低地になりますし、

新潟平野の信濃川流域(三条市、白根、巻)も相当低地があります。

また東京の都心も愛知、大阪も低地地域は多くあります。

このような低地では今後台風による被害、高潮が増える事は

専門家の中でも強く指摘されております。このように温暖化による

海面上昇は国土縮小等も含め大きな問題を引き起こします。が・・・、

地球上の生物は地球に合わせて行動や生活を変え、

また一方では生物の行動で地球の環境を変えてきました。

人は産業革命以後200年間も地球の環境を変えてきたので、

これから200年間は地球にあわせて行動する事が

理にかなっているとおもいます(簡単ではないでしょうが)。

CO2をできる限り抑制しながら、

大事に、大切に資源を使う、そして「足を知る」

という事です。やっと本題ですが・・・

そしていつの時期でも一番大事なのは、

大量に酸素を造ってくれる唯一の生物、

植物=緑を大事にする事です。

もしCO2が増えれば、植物は盛んにO2を増やします(CO2が減る)。

だからこそオーブルデザインは家と共に身近の木を大切に考え、

いつも緑と共にある事を肌で感じ過ごす事が必要です。

これが「緑」と共にある「家」=「緑の家」なのです。

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