新潟の家 都市にはエアコンが高効率で運転できる家を!その2

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事務所の夕方の温湿度。約28度で湿度42%~44%と理想的。別に高気密の建物でなくともエアコンで湿度は直ぐに下がる。少しお湯を沸かしたりすると5%くらい直ぐに湿度が上がる。

さて、エアコンが高効率で運転できるために、最初にする事は現状を正確に把握する事です。その為には湿度と温度を正確に知りましょう。

事務所では高性能湿度計のデータロガーを2個所有しております。しかしこの測定器はリアルタイム表示ができない(記録計なのでパソコンで見る)のが欠点で、その為新たに湿度計を購入しました。

もともと湿度計は結構いい加減な物が多く、1000円以下は表示数値は全くあてにならないでしょう。特に湿度が50%より低い時に相当いい加減な表記になる機器が多いようです。この間違った表記をみて「乾いている」とか「湿度が多い」ときめつけるところから間違いが始まります。先ずは正確に湿度表示する機器を手に入れましょう(温度は安物でも正確です)。

さて、温湿度計はデジタル式とアナログ式があります。デザイン的にはアナログ式が格好良い物が多いですよね。ですが計測器となると殆どがデジタル式のため、その精度も低価格のものでも結構良くなっています。その一つが上の写真の物です(黒い方)。その精度は+/-1%(40%~80%)。普通高性能の湿度計が+/-3%(40%~80%)とですからそのすごさががわかります。

一方アナログ式で有名なEMPEX (エンペックス) スーパーEXは、その精度が+/-2%(35%~75%)です。これもたいした物でこれは相対湿度が表示が50%の時、実際も48%~52%であるということです。かっこも良く精度も良く安価ですが、どうしてもその機構上1年に1回校正をした方が良いと言われてます。まあデジタル式であれば校正が無くてもある程度大丈夫といわれてます(そもそも素人で校正できない(;ω;))。

反応速度はデジタル式の方が速く、場所を変えても数分で平準化しますので私みたいにせっかち人には大変お勧めです。上のデジタル式の価格(WESTERN社のCaliberⅢ)は4000円ですので、業務用測定器用の1/5程度ですし、何よりこのコンパクトが良いですね(持ち運びできる)。居間はアナログ式のエンペックスのスーパーEXで、各部屋、床下のためにデジタル式と使い分ると良いですね。

ああー エアコンの話までたどりつかない。ですので「その3」を来週くらいに載せます。先ずは正確に現状把握が大事です。

湿度計の校正(正確な絶対数値に直す事)の方法はここのブログが良いようです。ここの中に出てくるデジタル湿度計がWESTERN社のCaliberⅢです。

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