超高断熱高気密の五月町の家 ②

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今日の「五月町の家」です。

庇が付きました。

今外観で、もっともオーブルデザインが訴えているのが・・・

「庇」

です。

特に外壁が木の場合はとても重要です。

庇とは・・・

窓や開口部のすぐ上にある小さな屋根の事です。

この「すぐ上」が重要で、長期間経過した時サッシを守り、雨漏れのリスクを少なくし、窓の取り替えを容易にする大事な 大事な部位です。

実はオーブルデザインでも数年前まではこの「庇」をつけた建物は非常に少なかったです。しかし超高断熱住宅を推奨してから庇も同時につける事にしてます。

特に木製サッシの時は「絶対」と言い切ってよいほど・・・

軒の出(屋根)が1m以上あるにも関わらずサッシ自体に雨水が浸入し腐ってしまった木製輸入サッシ(アルミクラウド型)。とても残念である。もしかして庇があればここまで酷いことにならなかったかもしれない。木製サッシには庇がセットと強く悟った。

庇がない木製窓は、その精度(本来は精度がしっかりしなければならいが、輸入サッシでは精度が低い事はありがち)が悪いと、このようにサッシが腐ってきます。

この木製サッシはアルミクラッドといって木の表面をアルミで覆った耐久性のあると思われる構造ですが、実は最もリスクが高い構造です。一度アルミから中に入ったときは、乾かなくて腐り易いのです。

オーブルデザインの「緑の家」の庇は、巷にある庇とちょっとだけ違います。
わかりますか?赤い楕円の部分・・・。

そうです。窓より約30センチ弱幅が広いのです。これポイントです。基礎が高い家がオーブルデザインの外観的特徴でしたが、これからはこの庇の横の出っ張りがもう一つの「緑の家」の特徴になります。

もう・・・

コストが多少かかっても・・・

庇のない家は作りません

※・・・小さな樹脂サッシ窓や直上屋根がある場合を除く

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