とうとうお別れです。

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このデザインが実は好きだった。

私が公私で使用する「プリウス」は1997年製の通称「10型」(ディーラーでは1997年~を10、2003年~を20、2009年~を30型と呼びます)。と言うことで既に14年・・・物持ちは大変良い方です。

今、17万キロを走破し1度駆動用バッテリーを取り替えとエアコン取り替えだけで、他は大きな故障も無かったのですが、この度前輪から異音、相次ぐ「亀」マーク、制御用バッテリー不具合・・・がでてそろそろお別れかなと感じておりました。

心からありがとう!感謝です。ありがとう。

先日もご紹介したとおり、この10型プリウスは量産型として世界で初めてのハイブリッド車です。この10型は車に新たなカテゴリーを作った歴史に残る車種です。トヨタも世界初の駆動用バッテリーの無期限保証など、その手厚い待遇にはその意気込みが感じられました。また私も大変愛着があります。でも1997年から2011年で14年・・・。至る所で痛みが酷くなって来ました。このままでは建て主さんの家に伺う途中でエンコし、ご迷惑をかけるかもしれません。

そこで夏前から買い換えを考えディーラーに相談していたところ、来春早々にプリウスのコンパクト版が発売されると言う情報が入りました。それが9月末にアナウンスがあった「アクア」です。

夏の情報では10・15モード燃費が45km/Lと言われ、この車が発売されたら買おうと思っていたところ、なんと実は10・15モードで40km/Lとわかりしかもそれは超簡素化で軽量化されたLシリーズだけでその他グレードは38.5km/Lとプリウスと変わり無いことがわかりました(但しJC08モードは35.6km/Lとプリウスより3kmよい)。この情報はまだトヨタ関係者しか知りません。こそっと教えてもらいました。

これではアクアを購入する意味が少ないですね。そのアクアのLは後部窓手動で、主要な装備の殆どがオプション、価格こそ160万(初回のみ強制オプション付き170万)程度ですが、これでは必要オプションを付けると190万・・・。燃費はあまりプリウスLと変わり無い・・・。

となると乗り換えはプリウスでしょうか・・・。

と言うことで初代プリウスから14年で3代目30型プリウスに乗り継ぐ事にしました。当初はプラグインプリウスを待とうと(来春デビュー)考えましたが、今の通勤状況で価格差40万以上を埋める事はできません。また深夜電力で充電しなければならない価格差で、深夜電力を使っていない私では絶対無理なので直ぐにあきらめました。毎日の通勤距離が片道15km以内の人ならよい選択ですが、それ以上か、毎日乗らない人は経済的恩恵が少ないでしょうが、先進的なステイタス感なら理解できます。

さて選ぶその30型プリウスは当然燃費・価格優先のL型(一番安価で殆ど売れていない)。L型は38km/Lですが他のシリーズは35.5km/L。この差は車重量とタイヤの太さで生まれます。LにナビとETC連動、ハンズフリーシステムは業務上必須なのでこれ付け、反射率78%(遮熱78%)の社外フィルムでさらなる燃費ロスカットをと思っております(エアコン稼働率を下げる)。

さて15年目になるプリウス生活ですが、よく14年間がんばりました。お疲れ様ですプリ君。

さて色は・・・

海をバックにアイスバークシルバー色。所謂グレー紫。(トヨタパンフレットから)

ずーと、エアコン稼働率が低い「白」と決めておりましたが、最後の一瞬で「アイスバークシルバー」にしました。何が頭をよぎったか・・・。

三条の事務所や現場、ハイウェイでは間違いなく白のイメージですし、業務では目立たない白がよいのですが、自宅のある寺泊では「白」は似合いません。特に拙宅のあの木の外壁に白い車は・・・想像できません。パールホワイトなら良いでしょうが、Lにはその色設定はありません。となるとやっぱりアイスバークシルバーです。私の知っている方に4名ほどプリウスのオーナーがいらっしゃいますが全て違う色です。

この薄いグレイ紫色は緑や木々、青い海の匂いに合うと思います。

再び15年くらい乗りたいと思います。私がプリウスに乗り始めた12年以上前は、殆どプリウスにのっている人はいませんでしたが、今や一番多く町で見かける車になりました。いま時代は燃費になり、家も「燃費」を競う時代はあと10年で確実にくるでしょう。でも家は車と違いおいそれとは買い換える訳に行きませんから、今から燃費の良い家 超高断熱超高気密 を選んでください。

プリウスを初代から乗っていた私が予言します(笑)。

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