今日は建て替えの敷地調査2件とと打ち合わせ・・・
春風が強く吹くなか既存住宅と敷地確認へ。すると見慣れた物が基礎にありました。
ヤマトシロアリの蟻道ですね。7~8本程確認されております。
基礎立ち上がりから水切り下地(外壁の一番下にある部材)へ潜り込んでおります。ここから土台や柱に行っているはずです。
さて怖いのは・・・
このような基礎の上にモルタルが塗ってあるときです。
先ほどのような基礎の上にあれば直ぐにわかり、手で払えばまた一年くらいは白アリはアタックしてこないでしょう。所が、モルタルが塗ってありそのモルタルが基礎から剥離していると・・・
上の写真でわかるとおり、剥離している箇所があれば、白アリはそちらの方から入り込みます。この場所はここで剥離が終わっているので、ここから先はやむなく表面に蟻道を造っておりますね。
「緑の家」では、随分前から基礎表面のモルタルを止めました。下の写真でもわかるとおり、コンクリート打ち放しのままです。
確かにモルタル塗り基礎より割高ですが、基礎は・・・大事です。