冬期は湿度が低くなり、インフルエンザガ流行しやすいといわれており、室内も加湿して40~60%くらいがよいと言われております。しかしサーズを始めインフルエンザウイルスは熱帯の相対湿度が相当高い地域でも流行します。これってなぜ?とずーと思っておりました。
その疑問に的確に応えてくれるサイトを見付けました↓。
http://sawagikyou.holy.jp/nature/kiken/yobou/v_06_shitsudo/v_shitsudo.html
なーるほど。
まずは人の免疫力が一番大事で、湿度が少ないときは喉の粘液バリアーが壊れるので感染しやすくなり、湿度が低いときほど水分補給が大事なのです。それから空気中のウイルスの量と質?の順番となります。
結局、湿度だけではなく紫外線量に左右されるのがインフルエンザウイルスの崩壊時間。ウイルスは生き物では無いので、その構成が壊れる事で人内増殖ができなくなるのです。その崩壊時間が長いと人に感染しやすくなるのですが、概ね数十分の違い・・・。
なら・・・室内の湿度が低いことは、健康の人にはそう悪い事ではありません。カビ類の胞子がすくなくなるメリットもあります。一概に言われていた「40~60%」の湿度でなくとも、40%以下でも免疫力が一番大事で乾燥だからインフルエンザが怖いということにはならないともいえます。上の図は室内のことに限定すれば問題はない(室内は紫外線がすくないので)ともいえますが、やはり丁寧に説明するには下のように加えてあげたほうがよいと思います。
この図のように紫外線が低い場合と付記した方がわかりやすい。因みにビールス=ウイルス。
ああー当HPも多少直さなければ・・・。
コメント
いつも刺激的かつ論理的な話題で勉強させていただいています。
沖縄の夏のインフルエンザですが、先日琉球大学の先生の講演をききました。時間がなくメカニズムまでは話されなく残念でしたが、毎年流行しており、インフルエンザの診断キットは通年おいているようです。また予防接種の時期の変更も検討中とのことでした。
hayashi様
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり水分補給が一番で後は体を冷やさない事です。この2つさえ実行していれば、多少湿度が低くとも免疫力が高い状態で維持できるようです。
お肌の荒れは・・・わかりませんが。
のどを潤すのがいちばんよいってことでしょうか?こまめに水分補給(緑茶ですが)しています。