超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と

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町に溶け込むような低い屋根の日ノ出町の家。しかし近くに行くとそのおおらかな屋根が独特の雰囲気である。

国認定数値として旧Q値0.81w/m2KQ値で0.98w/m2Kの超高断熱)※日之出町の家がようやく断熱施工が始まりました。遠くから見るとまるで目立たない平屋のような形状がこの家の特徴です。

※・・・昨年の10月から法律で断熱性能はUa値の表示に変更され、同時にQ値もその計算方法が変更された。よってQ値が旧計算と新計算では大きく違うので注意を願いたい。

屋根面が大きい・・・それでいてバランスの良い形

下から上まで一枚の屋根・・・だから大きい。黒いところは太陽光発電6kwが載る部分で、ここだけはガルバニューム鋼板にして落雪させ、効率を最大限生かせるように計画しました。ガルバニューム以外の所は、「緑の家」お勧めのファイバーシングルで、屋根の尖りを小さくして丸みを持たせた優しい形状を目指しました。

粘着付きゴムアスルーフィングで完璧な防水を確保

屋根の上から見ると5寸勾配と比較的急な傾斜のため結構怖い。本当は太陽光発電の部分だけ屋根を凹ませて、太陽光発電が設置されたときにフラットになるようなデザイン最重視にしようと思いましたが、流石に長期雨仕舞いが心配だったので・・・止めました。

ポーチと外部収納がくっついた広いポーチ。土地高低差がsるので階段数は8段にもなりそのため内部階段を採用。

この写真は玄関ポーチで、外部空間です。「緑の家」では屋外にこのようにトップライトを付けることはよくあります。外にトップライト・・・不思議でしょう。今回は私の提案ではなく逆に消極的だったのですが、玄関が明るい事が好きなオーナーさんが決定しました。

えっ・・・サッシがまだとりついていないのに断熱材が取り付けられる工事現場。

今回の「緑の家」普及タイプは、充填断熱120mmのウッドファイバー(通常はグラスウール)の上、付加断熱としてフェノバボード60mmの外貼り。この組み合わせが一番コストパフォーマンスがよいので、普及タイプとしております。価格が低い理由として壁の厚さが一番薄九出来るので、無駄な材料や手間がかかりません。この組み合わせで外壁U値169w/m2Kと国内最高のトリプルサッシの5倍よい断熱性能。
サッシと比較してどうすると言われるでしょうが、サッシはそれほど熱的に悪い部分で、特に日の射さない新潟ではこれからも何とかしたい部位の一つです。そこでこの日之出町の家では・・・

なんと

U値0.8以下の木製トリプルLow-Eガラス(ドイツ製)を主要な部分に使います。

・・・

しかし・・・

・・・

・・・

まだドイツ?の港を出ていないのです。

・・・汗・・・

・・・到着は5月末とのこと・・・

・・・どうするのですか?・・・

でも心配は要りません。

「緑の家」お得意の サッシ完成間際の後付施工をします。

日本の常識で・・・通常はサッシを上棟後直ぐ取付けますが、そのせいで25~30年後のサッシの交換は外壁を剥がし、サッシ内枠を取り外し交換という大変な作業ですが、「緑の家」の取り替え可能枠は、サッシを一番最後に取付ける事ができる納まりなので、外壁を壊すことなく交換が可能なのです。

又ご紹介します。こうご期待!

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コメント

  1. オーブルデザインの浅間 より:

    吉日様
     コメントありがとうございます。
    適正な価格ならよいと思います。
    大手ハウスメーカーが屋根仕上材をそのままソーラーパネルにしている昨今ですが、雪の心配があるので、どうも屋根は保守的になってしまいます。・・・雪おろし(落雪)もあるし・・・。新潟は・・・厳しい環境です。

  2. 吉日 より:

    なるべく屋根とフラットになる太陽光パネルの設置を考えていて以下の設置方法を見つけたのですが、いかがでしょう?
    http://solar.tajima-ohyohkakoh.jp/merit/index.html