超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と⑩   上野住宅建材さんの力

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先週東京に荷揚げされ届いた超高性能サッシ。そのU値は0.8w/m2K。

着きましたーーーーー。

ようやく日ノ出町の家の高性能サッシが欧州から届きました。

サッシ待ちの開口部外壁は既に仕上がっている。

この気密処理がほぼ終わった外壁に一番最後に木製サッシを組み込みます。通常では絶対あり得ない工程を「緑の家」では普通に行います(普通と表現するとこの工事を行って頂いたヨシダハウスさんに普通じゃないと叱られますが)。

矢印が気密パッキン。取付け後更に気密処理をする。

窓廻りの気密パッキンを先に施工して、そこに窓をスライドしていれます。

腰がでて一休みのところ

3枚の厚いトリプルガラス仕様の窓の重さは最大の大きさで250kg・・・。大人8人でもこれは持てません。だから障子を外して150kgまで重さを減らしてそれを大人8人で持ち上げます。それでも大変なので私も手伝いましたからその時の写真はありません。

右が一番に取付けた窓

巾2.6mで高さ2.1mの巨大な開口部が3つ並びます。「緑の家」は超高断熱の家なのですが、開口部は異常と思えるほど大きいのが特徴です。ですが、窓が大きいのは新潟の家の基本です。

基礎が高いので、外から持ち上げるのに通常より一苦労

ピッタシ、一発で入りました。流石、この下地を担当して頂いた勝山(かつやま)大工さんです。気持ちのよいくらいすぱっとしたはまり具合にみんなの疲れがぶっ飛びます。


巾5m以上の超高性能開口部となる。

どうですか?気持ちよいでしょう。

「緑の家」の特徴・・・庇のある奥まった窓。この彫りの深さが高級感。加えてシーリングに頼らない雨仕舞い。

こんな感じで外壁が終了した後に取付けられるように考えられた納まり・・・。もしかしたらこのような輸入サッシは、後付納まり(取り替え納まり)を考えていれば、着工してから欧州に発注しても大丈夫なので、資金等にも余裕がでてよいのではないでしょうか?

重さ200kgの窓。

枠の見込みは小さいドレーキップで120mm、ヘーベシーベ(片引き)で200mmにもなります。既に構造材のような存在感です。

このサッシを扱っている上野住宅建材さんは、普通の建材屋さんとはひと味違い、このような輸入サッシを責任をもって運搬し、またメンテナンスにも定評があります。今日は5人来て頂き取り付けを手伝って頂きました。いまこの木製サッシのセールをやっています。もし興味があればご検討ください。

こちらはU値0.9w/m2Kのクネアズード製

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