ふくさとハンカチ

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紫色のふくさは慶事、弔事両方に使えるので一枚有ると重宝である。

今日は法要があるので準備しているとふくさがシワだらけのことに気づいて慌ててアイロンをかけます。するとスイッチが入り、今まで溜め込んでいたハンカチのアイロン掛けが始まりました。


事務所のテーブル上で急遽ハンカチのアイロン掛けが始まる。

家造りは無論建物が重要ですが、そのプランや収納、素材などは建て主さんと設計者の感覚が重要であるとこは言うまでもありません。
その点このようなブログで家以外の事も発信できます。するとこのブログの読者さんには
「浅間ってこういう考え方、性格ななんだ」
と感じ、この設計者が自分の生活感に合う合わないかがうっすらわかる気がしております。ですのでこのブログには、建物の技術的なことに交えて生活の中での考えなども以前からご案内しております。

それで今回は・・・ハンカチです。

巷では近年ハンカチを常時携帯しているという考えが少なくなりました。これはコンビニなどを初めとする外出先のトイレに「温風乾燥機」や「紙タオル」の設置が増えたためでしょう。ハンカチがなくとも洗った手を乾かす事ができるので昔のように(30年前頃)、外出必須アイテムではなくなったのでしょうか。

私が子供の頃は学校に行くときに親から
「ハンカチとちり紙・・・宿題持った?」と必ず言われました。それは社会にでてもハンカチは必ず持参するものだと思っております、ですので私は今でもハンカチを必ず持参しております。

ネットでも巷でもハンカチは衛生的ではないと言われることも多く、その事を理由に持たない人もいると思います。私も少なからずそう思いますが、でも持参しております。その理由は・・・

トイレの手洗いでも申し上げましたが、突き詰めると「他の人のため」です。

大勢の人が使うトイレ出入り口の戸の取っ手が濡れている時・・・
とてもその取っ手には触りたくないのです。

なぜなら・・・
そういう人はトイレで手を洗うとき指先しかあらわなくらい人が多いためです。大きい方をしても指先しか洗わないこと・・・私にはありません。ですのでそういう想像をしてしまうので取っ手に触れたくないのです。ということは、わたしも濡れたままの手で取っ手を触ってしまったときに同じように嫌な気持ちになるひとがいるのではないかと思い、仮にハンカチを忘れたときでも濡れた手で取っ手に触らないように様々な努力をします。足であけられないかとか・・・。

また普通に手を洗ったときに近くに温風乾燥機やペーパータオルがないときにハンカチを持っていない人はどうしているのでしょうか。多分髪の毛で拭いたり、自分の洋服で拭いたりしているはずです。自然乾燥では5分は無理ですから、物にはその時間触れなくなります。そのような光景は出くわしたくないとおもいますし、自分はどんなに新品のハンカチでも衛生的では無いという考えは理解できますが、やはり手をハンカチで拭きます。もともと多少の手洗いくらいで雑菌が手から落ちることはなく、直ぐに繁殖し手の表面はカビと細菌と酵母のせめぎ合いで均整が取れる状態になるはずですから、実は手を洗おうと洗うまいと無菌状態にはなりません。ただ言えるのは・・・やはりそれでも他の人に出すお茶や料理を造る前に手を洗うのは、出される人から見れば大変嬉しいことで、それを嫌がる人は少ないでしょう。ですので手洗い、濡れた手で器を触ったまま水滴が残らないように手をハンカチやタオルで拭くのです。つまり・・・手を洗ったり、ハンケチで拭くのは突き詰めると自分以外の他の人の為です。手を洗わないで料理等するのは論外ですし・・・。

アイロン掛けは苦手なので大きなテーブルを占領して行う。

Yシャツなどは全てクリーニングですがハンカチは自分でアイロン掛けをします。妻はアイロン掛けは嫌いではないのですが、ハンカチだけはしたくないといいます。ハンカチのカドがあわないとそれは、それは、イライラするからですって・・・。ここは性格がでますw。

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