超高断熱・乾燥気味がカビを防ぐ 湿度管理

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超高断熱旧Q値0.9w/m2kの家を全棟採用してから早7年が過ぎ8年目目に入ります。これは床下エアコン暖房の標準仕様も同時だったのでこちらも8年目です。

この「緑の家」SS標準プランは既に完成の域に達しており今現在断熱性能をこれ以上高くしなくても良く、後はサッシの価格が下がれば全てトリプルサッシにするくらいです。

今後は更に湿度管理について正しい使い方をオーナーさんにお伝えすることが重要なるのでしょう。

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超高断熱性能で且つ換気扇を第一種全熱交換型にするだけでは実際のこの熱交換換気扇の全体に占める換気量は実際には1/3にも満たない例があると以前のブログで申し上げました。ですので湿気を交換する全熱換気扇を使っても冬の相対湿度が40%にも上がらない家が多いのです。
ところが「緑の家」は全熱交換換気扇の換気が実際の全体の換気量にしめる割合が65%を超えるので、真冬でも相対湿度が45%を軽く超え50%にもなります。そこでそのまま50%を維持すると、樹脂サッシの枠で結露します。ガラスがトリプルでもペアでも関係ありません。サッシ枠で結露しますから・・・。

こんな時は換気量を増やしてもらうのですが、一番簡単に湿度を下げる対策は浴室のCFを排気用換気扇に切り替える事です。こうすることで直ぐに45%を割り、理想の40%くらいに近づきます。

巷では高気密高断熱の住宅は乾燥しすぎて困るとの相談が多いと思いますが、「緑の家」は50%に近くなるので乾燥させる方向へ意識的に操作します。

今年拙宅では初めてのCFを使った冬を過ごし、相対湿度が42~48%と何時の年より7~8%高めで過ごしました。確かに高い湿度は快適性が上がる感じがしますが、来年から相対湿度が40%になるようにします。なぜか・・・

何時もの年よりお風呂場のカビ発生が多くなったのです。これは意外でした。お風呂場CFで例年と同じかそれより早く乾くのですが、カビが多くなった気がするのです。築25年経たお風呂は新築時より格段にカビが生えやすく、このことは先日のシリーズでお伝えしたとおり、新築時では決して起こらなくとも時間の経過によって状況が変化するため起こるのです。

やはり湿度は地域にあった湿度があり、新潟の冬の室内は35~40%くらいが良好で、これ以上高いと西風のあたる樹脂サッシ枠で結露とカビ可能性が高くなります。

地上波でよく聞く「40~60%の湿度が良い」というのは家の環境を全く無視しており、人と家の共存には一般的に適しておりません。35~40%くらいがカビ問題と人の乾燥問題の合意できる湿度かなと思っております。

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