超高断熱住宅での土間キッチン 城山の家 完成3

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紙障子を開けると和室。その高さは360mmと上がれるギリギリで且つ腰掛けに最適。

キッチン土間はその実用性と大胆な間取り(高さ関係)がとても大事なります。一方「座」のくらしには向かないのか・・・というと超高断熱化された空間では冬こそその豊かさを実感して頂きたいと思います。

紙障子を開けきると一体空間になる。

まず家族の間とは・・・昔の茶の間ですが、茶の間というとちゃぶ台やこたつなどがあるイメージがどうしてもつきまといます。私は座の生活もすきですが、既に子
育て期間の数年を除く数十年間は、椅子の生活で快適でしたから家族が寄り合う空間でも椅子が中心でよいと考えております。よって椅子でも座でも両方イメー
ジできる「家族の間」との部屋名を使うことが多いですね。そして家族の間と「ニワ」が融合したのが城山の家となります。

キッチンの横に8畳空間を計画する事で全方位キッチンから見渡せ、キッチンが中心となる家族の間

城山の家では、まだお子さんが小さいので座による家族の間になる予定です。
となるとこの堅く、厚く、熱伝導率が木の数倍高い(すなわち冷やっとする)コンクリートに座ることに抵抗があると思いますが、この夏の見学会では綿100%の絨毯風の敷物で問題なかったですね。これでもう少し厚ければ冬も問題ないでしょう。超高断熱の仕様では冬のキッチン土間こそニワの豊かさを実感できる暖かい土間になります。

そしてニワがあった頃の生活風に、安息空間だけ柔らかいタタミの間としておりますが、2階に寝室、UBがありここは現在のよいところをミックスさせております。

和室は変形6畳で大人3人が寝られる。またかしこまったお客様用部屋との兼用。

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