建築技術2017年1月号の記事 ④ 基礎断熱と床断熱・・・どっちが結露しやすい? 補足

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その1で書き忘れた事がありました。

拙宅は25年前の高断熱高気密の家で床断熱と基礎断熱が混在してある家です。

そこで学んだ事は、

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住んで体験するとハッキリわかる事であるが、床断熱の上に断熱材となる布団、ソファー、本棚などを置くとその真下の床表面温度は限りなく外気に近づく。

床断熱→1階の床に直置きの布団やソファーを設置するとその直下はそれ自身が超断熱材となって冷たくなる。この時に床材が透湿抵抗の高い素材(ビニール床)であると結露の恐れがあるし、結露しなくても長時間物を置いたままの床表面が高湿度環境になる・・・かな?

この説明は温度と湿度の関係がわかればなぜ高湿になるかわかります。

どの部位でどの条件で比較するかによって結論も変わりますから、一つの結論が全てにあてはまらない事を今一度実務者は慎重に考える事が重要です。

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