北園町の家は今日基礎一発打込みが行われ・・・
最初にポンプ車のノロを場内処理(後日搬出)して始まります。
型枠は・・・
木製の型枠と鉄製の型枠の混合で、それらを適材適所に組み合わせます。
単純で明瞭な真っ平らな基礎スラブ・・・
「緑の家」は基礎区画が大きいのでスラブ配筋も細かくなりがちですが、それは鉄筋の増える量より意匠と空間優先の考えです。
春になり気温が上がったので呼び強度33N/mm2スランプ18cm(本来は15cmだが総合的判断で18cm)で水セメント比は42%です。
ミキサー車は10トン車を7台、1台あたり30分で打込み、合計時間は6時間なので午後2~3時くらいには終わります。この間通常は連続して行いますから職人さんも大変です。
この後直ぐ近くの築3年目に入る「緑の家」のアフターに行って来ました。
少々事情があり基礎部分の断熱材がめくれた所から湿気が入り込み結露をおこしてしまったのでその改善に伺ってきました。
基礎内断熱の欠点はこのような結露を引き起こしやすい事です。「緑の家」は基礎内の点検が常に行われるので、早期発見で対応出来ました。やはりメンテナンスし易さは家の大事な性能の一つです。
また午後からは
一年目メンテナンスに伺ってきました。
少しずつ庭らしくなっていく西裏館3丁目の家。
デッキの色からシルバーグレー色に・・・。
今年の厳寒期1月の電気代は3万1千円くらいとのこと。超高断熱のUa値0.27w/m2kでも床面積が46坪あるとそのくらいになります。「緑の家」の高性能をもってしてもこの電気代・・・これは電気代がこの6年間で概ね3割上がった事が大きな原因で、これが高いと考えるなら更なる超高断熱を目ざすのか・・・それとも快適性を我慢して暖房設定温度をさげるのか・・・。無論答えは決まっているでしょう。