温熱環境測り隊 新たな試み 超高断熱U値0.24w/m2kの基礎

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半数で半分程度の使用で破棄されることになる電池。継続と信頼性が最も重要

廃棄される電池の山・・・。しかもリチウムイオン電池という高価な電池。

温度や湿度のロガー器機は電池で稼働しますが、その電池が普通では見掛けないこのような大きさの電池。しかも最も高価なリチウムイオン電池で3.6Vが出力と、一般の単1~4までの電池の2倍の電圧。

不思議な事に、環境系のロガー器機はこの電池の規格が最も一般的です。しっかり最後まで電圧を保つ事と、高い電圧が小型で取り出せる事が魅力なのでしょう。

上の写真はメーカー推奨の高い米製の電池ですが、これを国内のネットで買うと品質のバラツキが大きいので、当方では国産大手メーカー品(一個400円)の電池を使い、一年で50個以上を消費します。

今までより4倍ほどの面積がある熱流計。

今月の始め前研究室からメイルが入り、

「精度の高い熱流計(価格も高い)があるが使わない?」

とのお誘い・・・。

とてもありがたい事で、4個ほどお借りして新たに測定をします。

無論恩師に指摘された熱流計の貫通部に熱電対も設置して更に熱の移動を目視しできるように考えております。

この床下が「緑の家」の魅力で、この明るさと清潔感・・・次々に衣類などの収納物が増える。
センサーは左手下から1.2m間隔で設置。

スラブに等間隔に熱流計を設置してそれぞれの数値比較をしますが、外気と床下温度の差が少ないこの時期に、そんなデータが得られるか・・・。ワクワクもしますが、このより正確な電流計がこの冬にあったら尚良かったと思っております。

築一年の「緑の家」。外壁の木の色が変わり始めている。夏仕様で簾を既に設置ずみ。

基礎表面にも熱電対をつけたが、日射や輻射の外乱が大きいのでせめて直接受けないように磨いたステンレス板で覆う。

家の中は比較的測定がしやすいのですが、外部は日射の影響を大きく受けるので、変化の原因が全てその中に隠れてしまいます。その結果も実測で事実なのですが、日射・輻射を除くどの因子に影響を受けるのかを知りたいので、せめて日射があたらない時刻のデーターがより正確になるように、他の輻射を受けにくいようにステンレスの磨き板で覆います。空気の出入りは比較的阻害されないようにも配慮して設置します。

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