床下暖房用の冷房(除湿)使用は慎重に7 また発生  2017年版

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今日ドレンの施工の確認を行ってもらうために、施工した仲村建設さんに連絡をすると・・・

仲村建設さんのほうでも(「緑の家」ではない家)、数件のドレン漏れがが来たようで、近年のエアコンの使い方にメーカーさんのエアコン設計が追いついていない印象を受けます。

従来のエアコンの使い方としては、暑いときにON、後はOFFが一般的です。ところが近年は24時間連続運転も一般的になってきており、その使い方が当初のメーカーの想定とちがっているのではないでしょうか。

1台のエアコンだけでも除湿を目一杯行うと、そのドレン量は25L/日になる事もあります。また内部のドレンパンは、1Lも水が溜まる部分があり、そのためエアコン内部つまりドレン管の境界でも常にRH(相対湿度)が高い状態になっていることは、明らかです。

こんな状態では幾ら防かび剤を機器内に塗ってもカビが生えるでしょう。そのカビがドレン管内部に移動し、あるきっかけで管内に留まりそれを苗床として大きくなりドレン管を詰まらせてしまう事になります。

このカビ球は、ある程度の圧力をかけると簡単に除去できるはずで、この装置をエアコンに装備する事に数百円もかかるとは思えません。そのようなカビ球除去システムを標準で装備してくれるとありがたいです。

このブログを書いている最中に他の「緑の家」で室内機から水漏れがあった(過去形)との連絡があり、数日前にダイキンさんに来て見てもらったが施工店に見てもらわないと不明とのことでお盆の数日間我慢して・・・そして今日再び水漏れがあったので今度は電話がオーブルに直接ありました。伺ってみると、やはりカビ球によるつまり・・・。設備屋さんは明日以降とのことで私が又お邪魔して、何時もの器具で復活!・・・直ぐにエアコンが使えるようにします。

北側に室外機があり、そちらに向かってドレン管はでている。

ドレン管は排水口に差し込み

吸い出したカビ球。見てわかるとおり相当量出てきた。何時ものピンク色・・・。同じ新潟県の「緑の家」なのになぜ色が違うのか?

エアコンメーカーの団体に言いたい。

現在のドレン管の規定を改定し、太くしてもらいたい。多分6mm太くするだけでも相当のドレン管が詰まる事が避けられると思う。推奨が塩ビ管接続ならそのような形状の排水口にするか、推奨のジョイントを規定してほしい。

さて・・・

私達は実務者であり現場も沢山経験しております。特に時間がどのような影響を建物に及ぼすかは、実務者の一番の関心事です。

よって家の設計時には国のマニュアルに書かれていなくとも注意する事があります。

それが経年時の事と木(製材)のことなのです。経時変化とは今回のようなこと。年数が経てばゴミやチリが増えカビも出るだろう。それでも30年くらいは問題ない(問題を予想し解決策がある)設計を考えるのが実務者である・・・と考えております。

木(製材)の事は又ちがうときに説明します。

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コメント

  1. ぴぴ より:

    かなり以前「おとめちゃん」を使っているようなブログ記事をみたような気がしますが、「おとめちゃん」が悪さをしていることは考えられませんか?
    当方、3種換気の高気密住宅?に住んで5年経過するエアコンヘビーユーザーですが、不在の日中はエアコンオフ、在宅時は6月から10月まで連続除湿運転をしております。ところがドレンの詰まりを経験したことがございません。高気密住宅とはいえドレンパイプの通気はパイプ内の定期的乾燥のためには必要悪のような気がしないでもないのですが?

    • Asama より:

      ぴぴ様

       コメントありがとうございます。

      >不在の日中はエアコンオフ、在宅時は6月から10月まで連続除湿運転をしております。ところがドレンの詰まりを経験したことがございません。

      おっしゃるとおりです。
      多分・・・不在の日中のエアコンオフが何らかの効果をもたらしている可能性はあるかと思います。
      またその他の諸条件(家の規模、住人数、地域環境、デシカ有無、エアコンのメーカー、ドレン管の横引き具合、ドレン管の種類等)も許す範囲で情報をお教え頂ければ他の要因もわかるかもしれません。

      >高気密住宅とはいえドレンパイプの通気はパイプ内の定期的乾燥のためには必要悪のような気がしないでもないのですが?

      そのとおりかもしれません。
      私が建築に入った時(30年以上前)は、雑排水管のつまりは普通にありました。最近では皆無です。この大きな要因は排水口のゴミ除去性能等一次側の意識アップと標準排水管施工が住宅でも安定して行われるようになった為と推測出来ます。やはり乾かさないとダメになるドレン管の施工より、乾かさなくとも問題ないドレン管の施工が望まれると私は思います。