「緑の家」の外観は庇と簾留め、そして白いサッシが特徴的。なぜ白いサッシを多く使うのかは・・・。
「緑の家」では木の外壁に白いサッシが定番中の定番。ではなぜ白いサッシなのか?
実は・・・
木の外壁は数年で下のようなシルバーグレー色になります。この事は最近良く知られておりますが、木の外壁の家にとって冬時期は鬼門です。庭の木々の緑が落葉して殆どなくなり木のシルバーグレー色になった時に、サッシが白いとなぜが家が凛とします。
殆ど色がシルバーグレーになったときに、白いサッシ枠は冬山の白樺の幹のように凛とする印象を与える。そして雨樋の縦どいが黒っぽいのもその理由がわかる。目立つパーツと目立たなくする部位。
この時期があるからこそサッシが白が似合うと思っております。雪に完全に覆われればまだしも、この枯れた時期にはサッシの白色が家に命を与えてくれるかのごとく良いと思っております。そして白い樹脂サッシなら夏の熱による温度上昇が少ない事もおおきなメリットです。温度上昇が小さければサッシ枠素材の熱膨張も抑えられ長持ちするからです。このように時を経たときに一番似合うように、そして無難な耐久性を考えるのが「緑の家」・・・かな。
さて新町の家紹介の続きです。
自転車置き場としての玄関土間を持つ。冬も暖かい中でメンテナンス出来る幸せ。
靴箱の戸はコストが許せばこの杉の羽戸(ルーバー)が一押し。以前は殆どの家で提案していたが、価格は3層パネル2倍近いので、最近は標準ではなくなった。しかしやっぱりこれはよいね。
玄関戸の上窓からちょっと見えるシンボルツリーやルーバーの目隠しの雰囲気が好き。
「緑の家」の照明の定番・・・電球だけの照明。しかしその電球は数ある中からスタッフMが拘った一品。
床下エアコンの前隠しはこれから設置。やはり床下用エアコンはこの場所が音の問題と洗濯物の乾きやすさからベストである。
洗面脱衣所には定番の床下エアコンを収納。そして鏡をあえて小さくして、芸能人控え室の鏡横の対称の光とすると顔の影が無くなりよく見える。これは建て主さんのご要望。
ちょっと良い感じに浮かび上がる新町の家。
28日、29日見学会会場でで皆さんをお待ちしております。
コメント
とうちゃんさん
電球は
http://www.elpa.co.jp/product/li04/elpa436.html
電球色
灯具は
http://www.aoyama-d.co.jp/socket/index.html
のE26-01です。
少し暗くてもよいなら電球は
フジワラさんのガラスボールのLED電球があります。これは明日事務所に本物が届く予定です。
この電球カッコよいですね!
差し支えなければ、型番を教えてください。
拙宅にも、同じ台座を使って電球を灯してます。